考えるための時間

町田市内でリフォーム工事を行っているのですが
現場の仕上げ工事も佳境になって、
壁の漆喰塗りを左官屋さんが頑張っています。
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この現場とは別なのですが、
先日キッチンのリフォームを完了した御施主様から
「考える時間を頂けたので、とても納得できるリフォームが出来た。」
と感謝の言葉をうちの監督が頂いたそうです。
「納得して考えられる時間を、御施主様と
一緒に持てる打ち合わせを行うこと。」
これはいつも心がけて打ち合わせに望むように
弊社では考えていることの一つです。

 近年のリフォームや新築の現場の中で
「業者に希望を聞いてもらえなかった。」
という不満を声にする顧客の方が多くなっているようです。
その根本にあるのが、コストの問題からくると思うのですが、
業者の考えが主導にある,いわば業者の独りよがり
のような顧客への対応の仕方にあると思います。
まあ、これはその会社により仕事の仕方に差があるので
一概に当てはまるとは言えないのかもしれませんが・・・・。

この町田の現場では、従来の漆喰の壁がプレミックスのもので
塗られていたのですが、プレミックスでは味気ないため、
せっかくやるのであれば・・・ということで、
左官屋さんが昔ながらに調合して
塗ったものとの違いを説明出来るちょっとした
塗り見本を作って、現場で説明しました。
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左官屋さんも、よく機転を利かせてくれたと思います。
細かなことかもしれませんが、どういったものをどのような考えで使ったのか。
これを理解してもらえることで、その仕事は
ぐっと違うものになるのではないでしょうか。
この見本、急いで用意したものなのでキレイなものではない
かもしれませんが、時に言葉で、
時にこうした見本を作ったり絵を書いて
現場での打ち合わせを行います。
今回の打ち合わせは本物志向のお客さんに届いたようで、
やはり昔ながらの調合のもので行くことになりました。
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当たり前のような打ち合わせの風景なのですが、
前述の業者の独りよがりのような仕事であったなら、どうでしょうか?
こんな説明も、考えのやりとりも行われないままに、
ただ時間が早いとか、コストが安いとか、こだわりとか
そんなことで押し切られてしまうんじゃないでしょうか。
もっとも、そこを重視している場合には別ですが。

よく、良い業者を見つけるにはどうしたら良いのか・・・
ということを聞かれることがありますが、
満足度を上げたいのであれば、
自分たちのためにどれだけ考える時間を費やしてくれるのかも
その一つの目安になるのかもしれません。


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