いらない統計

 「新設住宅着工戸数」の統計って本当に必要なんですか?というのが最近の私のちょっとした疑問。
 
 そもそも、家がいっぱい建ったから景気が良く、少ないと景気が悪い、景況感や経済の動向の判断材料に使われているのですが、この統計の数値が良くなっていくということは、どんどん家が建たなければならないわけで・・・・・はっきり言って、少子高齢化が進み、またこれだけストックのある中で、スクラップアンドビルドが繰り返されない限りこの統計って良くはならない値ですよね。
それとも私の勘違いでしょうか。
 木の家の今の現状を考えていくつかの団体が声を上げて伝統構法や木組みの家の取り組みを叫んでいる中で、色々と感じることも多いですが、この統計のお陰で家というものが、経済の指標になり、商品化されてしまっているところにも日本の家の問題があると思います。
直せる家をきちんと建てて、未来につなげなくてはならないのに。
 なんだか、この統計を出しながら、その隣で少子化問題や200年住宅を話し合っているのはちょっと滑稽な気がしてしまいます。
着工数の数値を上げられる経済性のある200年住宅って何よ?
って思ってしまいます。
特に日本はそろそろ経済と住宅は切り離さねばならない時期にあるのではないかと思います。少々無理が生じていますよね。
いったい何時まで自転車操業とスクラップアンドビルドで未来につけを廻して行くつもりなんでしょうか?


外壁の板張り。

CIMG0028.JPG 
現在建築中と以前書いた家の外壁の板を只今張っております。
よく質問を受けるのが、準防火地域の規制のかかった市街地の住宅の外壁に木は使えるか?ということです。
準防火地域内なので、外壁に木材は使用できないと考えられがちですが、今は国土交通省の告示にも外壁や軒裏に木部を現しで使うための仕様が明記されています。そして、告示にもあるとおり、壁から出ている(いわゆる真壁部分)と見られる柱、梁については、表しで外壁を作ることができます。
勿論、いわゆる延焼線の規制に引っかかっていない箇所はこの限りではないですが。。。。。。
輸入材では防火性能の認可の取れた木製外壁板も今はあります。
認可の取れていない木製の板でも、工法上は、張る木材の下に防火層になるものがあれば防火上はOKなのですが、通常と同じ壁の納め方で張る板の性能のみで準防火地域の防火性能を満たせる壁となると、国産の材料ではあまり無いようです。どこかでいい材料が出てこないでしょうか・・・・。


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