考えるための時間

町田市内でリフォーム工事を行っているのですが
現場の仕上げ工事も佳境になって、
壁の漆喰塗りを左官屋さんが頑張っています。
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この現場とは別なのですが、
先日キッチンのリフォームを完了した御施主様から
「考える時間を頂けたので、とても納得できるリフォームが出来た。」
と感謝の言葉をうちの監督が頂いたそうです。
「納得して考えられる時間を、御施主様と
一緒に持てる打ち合わせを行うこと。」
これはいつも心がけて打ち合わせに望むように
弊社では考えていることの一つです。

 近年のリフォームや新築の現場の中で
「業者に希望を聞いてもらえなかった。」
という不満を声にする顧客の方が多くなっているようです。
その根本にあるのが、コストの問題からくると思うのですが、
業者の考えが主導にある,いわば業者の独りよがり
のような顧客への対応の仕方にあると思います。
まあ、これはその会社により仕事の仕方に差があるので
一概に当てはまるとは言えないのかもしれませんが・・・・。

この町田の現場では、従来の漆喰の壁がプレミックスのもので
塗られていたのですが、プレミックスでは味気ないため、
せっかくやるのであれば・・・ということで、
左官屋さんが昔ながらに調合して
塗ったものとの違いを説明出来るちょっとした
塗り見本を作って、現場で説明しました。
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左官屋さんも、よく機転を利かせてくれたと思います。
細かなことかもしれませんが、どういったものをどのような考えで使ったのか。
これを理解してもらえることで、その仕事は
ぐっと違うものになるのではないでしょうか。
この見本、急いで用意したものなのでキレイなものではない
かもしれませんが、時に言葉で、
時にこうした見本を作ったり絵を書いて
現場での打ち合わせを行います。
今回の打ち合わせは本物志向のお客さんに届いたようで、
やはり昔ながらの調合のもので行くことになりました。
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当たり前のような打ち合わせの風景なのですが、
前述の業者の独りよがりのような仕事であったなら、どうでしょうか?
こんな説明も、考えのやりとりも行われないままに、
ただ時間が早いとか、コストが安いとか、こだわりとか
そんなことで押し切られてしまうんじゃないでしょうか。
もっとも、そこを重視している場合には別ですが。

よく、良い業者を見つけるにはどうしたら良いのか・・・
ということを聞かれることがありますが、
満足度を上げたいのであれば、
自分たちのためにどれだけ考える時間を費やしてくれるのかも
その一つの目安になるのかもしれません。


水を止める

コンクリートのスラブからの漏水の補修事例です。
リフォーム、改修といってもこうした細かな補修も
行っておりますという事例としてご紹介致します。
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玄関通路の下部が物置になっている、築60年近い鉄筋コンクリート造住宅
なのですが、物置の天井から水が漏ってきているとの話でした。
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早速上部に水を張り、状況を確かめます。
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ちょっと分かり辛い写真ですが、見えますでしょうか?
丸印で囲んだところ、水が漏っている箇所なのですが、
まるで鍾乳洞の鍾乳石のように石灰が染み出てつらら状になっています。
先端に水があるのが見えますか?水を張ってから2時間後にようやく
水が染み出てきました。ジワジワと流れてくる水路があるようです。

このような事例の場合、大掛かりに改修を行うのであれば、
一度タイルなどの仕上げをすべてはがして、防水をやり替える等の措置か、
あるいは、現状の上部から新たに防水をし直すということを考えますが、
今回は、天井以外にも袖壁部分他にも漏水箇所があり、
また、それほど長くない間の当面の応急ということで、
止水剤注入を行って水を止めることで対処致しました。
多少漏水の認められたドレイン箇所も注入を行います。
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注入の問題点は、漏水箇所の水を止めた場合に、またどこか別の水路
から漏水が発生してしまわないかということ。
今回は半屋外的用途の部屋ということで、このまま暫く経過観察を行い、
止水状況の様子を見ることに致しました。


天井をキレイに

ただいま改修中の古民家の天井板です。
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幅6寸、赤身のキレイな杉の厚板です。
現状、幅8寸の厚板が貼ってある部屋なので、
本当は幅7寸程度以上のものが欲しかったのですが、
色々と調べるも、なかなか良いものが無く、
検討の結果この材になりました。
ですが結構キレイな板で、
施工してみるとこんな感じです。
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こうした材を使用するときには、来た材を
ただ貼れば良いというだけでなく、
一度材を見て、板をどう貼るかを検討する
作業を行います。
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この一手間をケチってしまうとあとで痛い目にあうことも・・・。
無垢の材とは付き合い方が必要ですね。
最近はブームなのか、意外とそれを考えないで
安易な考えで無垢材を使っている業者も
多いようなので、注意が必要と思います。


神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。

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神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。
これは神奈川県が行っている取り組みの一つで、
民間等による邸園や歴史的建造物の保全活用の取り組みの支援を目指した、
邸園等の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進する専門家
「邸園(歴史的建造物)保全活用推進員(ヘリテージマネージャー)」の養成講座です。
ヘリテージマネージャーには、邸園や歴史的建造物の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進することが期待されています。                    
 1年間のうち、ほぼ半年分の土曜日に講習があるハードな養成講座ですが、
多忙時にどうしても受講できない講義もあって、全講義の受講に
足掛け2年掛ってしまいましたが、この度すべての講座を修了致しました。         
 改修工事では、内装や水廻りの簡単なリフォームから、
柱梁の状態にして全改修を行うがらんどうリフォームまで、
様々なご要望にお応えし、仕事を行っておりますが、
築20年、30年と行った比較的新しい建物に加えて、
築50年、80年経った住宅の改修をご相談いただくケースも
増えて参りました。歴史的建造物というかたちでなくても、そうした年月を経て
残っている建物の中には、所有されている方の思いがたくさん詰まった住宅が多いです。
その思いに対して、ご相談を受ければ何かお役に立てるよう
さらに日々知識の研鑽に勤められればと思っております。

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掘りごたつ

新築のみならず、リフォームや改修を行う時に、
「住み慣れた家だけど、ここをこんな風に変えたら楽しいかも!!」
なんて思いは必ず皆さんありますよね。
このお宅では改修に伴い、手持ちのコタツを活かして
掘りごたつのある居間をつくりました。
ヒノキの木地と琉球畳のシンプルな感じが映えます。
木で作った浴槽のようですが、ここに手持ちのコタツ
を据えると完成です。
窓から見える緑を眺めながらのんびりと・・・・。
そんな一日を過ごすのが、楽しそうな居間になりました。
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カマキリ

改修工事の施工の完了した住宅の外壁を見に行ったら、
「あれ?何かが壁についている・・・・。」
よく見てみたら、カマキリさんでした。
秋も深まってきましたが、未だ元気なのですね。
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さてと、もう少しがんばるかな。

改修中の住宅の写真です。
壁と天井をビニルクロスで覆われた住宅でも、
改修時に直すのに使う素材を少し変えて
あげるだけでも家はぐっと変わります。
この家では、天井は杉板貼り
壁には和紙を貼っています。
結構うちの仕事では多い仕様ですね。
「和紙は、このビターって伸びてはられていくような
感じが好きなんだよね。良いよね。ビニルとは全然違うの。」
とは、施工している職人の話。
施工中の写真なのでキレイな写真ではないですが、
そんな話のあと、もうひとがんばりだなと。
仕事にとりかかる職人の後ろ姿です。
なんだか今日も調子が良さそうですね。
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ペンキ塗りDIY

リフォーム改修をしている現場で
お施主さんのお嬢さんが自分の部屋
の壁のペイントに挑戦されました。
今回塗ったのは、オシャレな缶の
この塗料。カラーワークスさんで
取り扱っているHIPという塗料です。
通常のボードの上のペイントなので、
天然系でという訳にはなかなか行きませんが、
色の展開がとても多く、しかもステキ
な色が多いのがこの製品の魅力。
しかも低VOCの無鉛塗料です。                                      
IMG_1447                                                         ローラーと刷毛で施工しましたが、
以外とこれは重労働なんです。
でも、大変でしたが、楽しみつつ
時折真剣に、塗っておられました。
自分で選んだ色で、自分の部屋の
壁を塗る。きっと愛着が湧くと思います。
今の家造り・物造りには
その愛着が無いことが多いんですよね。
愛着を持って住まえる我が家を作ること
のお手伝いも弊社の仕事の一つです。

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がらんどうです。

弊社でのリフォームでは比較的多いのですが、
建物の内外壁を撤去し、がらんどうにしてのリフォームの現場が始まりました。
もちろん、構造躯体に耐震補強を施しての改修工事になります。
がらんどうにした内部はこんな感じ。ここからまた新しい家に生まれ変わります。
いくつかの例は、このブログやホームページでも紹介しておりますが、
昭和40年代から50年代初めの建物をこのような形で改修し、
住み繋いでいく試みを行うことが最近増えてきております。
ただ、一口にリフォームと言っても、安易に厚化粧のような
その場しのぎの改修を繰り返していくものも多く、住み繋ぐと
いうことで言えば、先の何年かの延命処置だけでしかないものも多く見られます。
確かにコストは安いのかもしれませんが、
後々での出費が多いのが、その場しのぎの特徴ではないでしょうか。
弊社なりのリフォームのやり方をこの現場を通して紹介していければと思います。
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軒先にガラスをはめました。


改修中の建物の屋根にガラスの明かり取りをつけてみました。
築50年の住宅ですが、腕のある設計者の設計と思いますが、
なかなか雰囲気のあるお宅です。
本来の軒の日射遮蔽の機能を損なわずに陽の光を入れたい
ということでこの幅になりました。
これは施工途中の写真ですが、仕上がりも結構キレイです。


梅雨の合間

なんだか忙しくしている間に、ブログの更新が滞り、一か月ぶりに更新です。
今日は梅雨の合間の晴れ間が、気持ちいいですね。ちょっと蒸し暑くなってきましたが・・・・。
 さて、改修現場の工事も大詰めです。外部の仕上げ工事も始まり、
中には素敵な建具もついてまいりました。もうあと一息です。

元々雰囲気のあるお宅なので、それに合わせて改修を行っております。

建具もきれいです。仕上げまでもう一息ですね。


増築工事中です。


ただ今小規模の増築工事中です。
なかなか雰囲気のある素晴らしいお住まいなので、
増築部分も現状に合わせ、材料から建て方までいろいろと考えております。
材料はヒノキが主ですが、今回、梁は芯去りの材を使用しています。
下は加工時の写真です。

増築工事、改修工事にもいろいろとありますが、現状の雰囲気と合わない
とって付けたようなものだと、みっともないものに見えてしまう気がします。
建物に合った提案を考えて、増改築、改修工事も行っています。


耐震改修(横浜 白幡の家)


弊社で30年前に建てた白幡の家をただいま耐震改修中です。
改修工事に携わるのは大工、左官含め新築時のメンバーが結構多く、
施主様も当時を思い出して、「同窓会みたい」
「30年でみんなずいぶんオジサンになったのね!!」
なんて話しかけてては、当時のことを懐かしく思いつつ、
改修工事によりまた更に安心に住まうことのできる我が家に
期待をいただいております。手前味噌ですが、そんな関係の
中で仕事ができるのも、弊社の良いところと思っています。


その建具枠修理できますか?

 
写真は今リフォーム中の現場に使用するラワン材の枠です。
耐震改修やリフォームを行うと、枠材にラワンを使用した建物を多く見かけます。
築30~50年のお宅だと、枠がラワンでべニアのフラッシュ戸なんて
仕様のお宅も多いのではないでしょうか。
「うちもなんか今風にきれいにリフォームしたいわ~」なんて考えて、
戸を含めてリフォームを考える方も多いと思います。
そんな時に、ほとんどの業者は枠まではずして、造作部材として
売られている部材を利用して、開口部のリフォームを行うと思います。
コストも安いし今は主流になってきていますが、弊社では使いません。
見た目の安さは良いですが、金物や部品等、流通しているもので対応できない場合
が多く、その後の修理で、普通の金物であれば何千円かで済むと思うのですが、
造作部材の金物はその倍以上の金額がかかることは多く、また、その性質上、削ったり
埋め木したり、塗装したりはできませんので、修理は不可能で交換になると思います。
はじめ金額がかかるものでも先のことを考えると、安い場合は多くあります。
この辺が、新築やリフォームの時のキモですね。
考え方にもよるのかもしれませんが。


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