神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。
これは神奈川県が行っている取り組みの一つで、
民間等による邸園や歴史的建造物の保全活用の取り組みの支援を目指した、
邸園等の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進する専門家
「邸園(歴史的建造物)保全活用推進員(ヘリテージマネージャー)」の養成講座です。
ヘリテージマネージャーには、邸園や歴史的建造物の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進することが期待されています。
1年間のうち、ほぼ半年分の土曜日に講習があるハードな養成講座ですが、
多忙時にどうしても受講できない講義もあって、全講義の受講に
足掛け2年掛ってしまいましたが、この度すべての講座を修了致しました。
改修工事では、内装や水廻りの簡単なリフォームから、
柱梁の状態にして全改修を行うがらんどうリフォームまで、
様々なご要望にお応えし、仕事を行っておりますが、
築20年、30年と行った比較的新しい建物に加えて、
築50年、80年経った住宅の改修をご相談いただくケースも
増えて参りました。歴史的建造物というかたちでなくても、そうした年月を経て
残っている建物の中には、所有されている方の思いがたくさん詰まった住宅が多いです。
その思いに対して、ご相談を受ければ何かお役に立てるよう
さらに日々知識の研鑽に勤められればと思っております。
神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。
掘りごたつ
カマキリ
さてと、もう少しがんばるかな。
ペンキ塗りDIY
リフォーム改修をしている現場で
お施主さんのお嬢さんが自分の部屋
の壁のペイントに挑戦されました。
今回塗ったのは、オシャレな缶の
この塗料。カラーワークスさんで
取り扱っているHIPという塗料です。
通常のボードの上のペイントなので、
天然系でという訳にはなかなか行きませんが、
色の展開がとても多く、しかもステキ
な色が多いのがこの製品の魅力。
しかも低VOCの無鉛塗料です。
ローラーと刷毛で施工しましたが、
以外とこれは重労働なんです。
でも、大変でしたが、楽しみつつ
時折真剣に、塗っておられました。
自分で選んだ色で、自分の部屋の
壁を塗る。きっと愛着が湧くと思います。
今の家造り・物造りには
その愛着が無いことが多いんですよね。
愛着を持って住まえる我が家を作ること
のお手伝いも弊社の仕事の一つです。
がらんどうです。
弊社でのリフォームでは比較的多いのですが、
建物の内外壁を撤去し、がらんどうにしてのリフォームの現場が始まりました。
もちろん、構造躯体に耐震補強を施しての改修工事になります。
がらんどうにした内部はこんな感じ。ここからまた新しい家に生まれ変わります。
いくつかの例は、このブログやホームページでも紹介しておりますが、
昭和40年代から50年代初めの建物をこのような形で改修し、
住み繋いでいく試みを行うことが最近増えてきております。
ただ、一口にリフォームと言っても、安易に厚化粧のような
その場しのぎの改修を繰り返していくものも多く、住み繋ぐと
いうことで言えば、先の何年かの延命処置だけでしかないものも多く見られます。
確かにコストは安いのかもしれませんが、
後々での出費が多いのが、その場しのぎの特徴ではないでしょうか。
弊社なりのリフォームのやり方をこの現場を通して紹介していければと思います。