若い施主のための総二階30坪のシンプルな住宅です。

「木の家を都市部に建てて住みたい」という施主の希望にあわせて計画しました。敷地は南向きの緩やかな斜面で日当りは最高です。近隣はグラウンドなどのひらけた緑の多い場所です。

 住まい手は2人程度までという計画の小家族のための住宅ですが、人を招くことが多い施主の要望により、キッチンは多少広めに、居間・食堂も少々広い部屋としています。寝室とクローゼットと浴室の配置。田舎から送られてくるものが多く、それらの保存場所等、施主の生活に合わせた細々とした配慮を行って計画しました。

 モノトーン好きな施主にあわせて、都会に似合う木の家をスタイリッシュにまとめることをコンセプトとし、外観は黒い壁と木の部分のコントラストが映えるようにし、内部は壁の部分は越前和紙、床は竹にしました。それぞれ素材感があり、モノトーンの物を置いたときにそれらが映えるように、というアイデアです。玄関に関してもそれらとのコーディネートを考え、チャコールグレーのグラデーションが美しいイタリアンタイルを床に貼ってあります。

 建物細部に至るまで、好みに合わせた提案をこちらから行いましたが、施主の建物に対しての理解が深く、設計・施工者と施主との二人三脚での住まい作りを楽しんでおられたようです。

 みんなで建てた、都会型のスタイリッシュな木の住まいです。

星野土建 設計担当:星野将史

明るさの中にモノトーンの存在感のあるキッチン
木の空間を楽しめる居間
素材感のあるシックなたたずまいの玄関
モダンな雰囲気の水廻り
1F面積 49.57m2
2F面積 57.30m2
延べ面積 106.87m2
構造材 杉 ヒノキ (埼玉県西川材 神奈川県産材 秋田県産材)
構法 木構造(梁通し(渡りあご)+ 貫構法)
断熱 天井・床下:フォレストボード
壁:ウールブレス羊毛断熱材
屋根・外壁通気構法
内部壁:越前和紙貼り