新着情報

鉄骨造小規模ビル外壁改修事例

2020年8月22日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

 いつも住宅の書き込みが多いのですが、今日は少し違ってビル改修の事例の紹介です。
弊社は街場に根ざした工務店なので、基本建物や住まいに関わることであれば
ほとんどのことは対応できるのが強みです。
 この鉄骨造のビルは、16年ほど借りていたテナントが退去したのを機に
、退去後の外壁の看板後の補修も兼ねて外部のメンテナンスを行いました。
工事内容は外壁ALCの補修、コーキング打ちかえ、一部ガラス交換、塗装工事です。


看板の設置後他補修跡が目立ち、外壁にも傷みが見られます。


足場を設置して工事開始


一部ALCのパネルにクラックがある箇所は補修して外部を手直ししていきます。


コーキングの打ち替えを行います。


看板取り付けに伴い、ガタガタに傷ついていたエントランス上部のALCパネルですが、


ガタガタになっていた化粧のリブ部分も斜めにカットしなおして補修を行い、
その後塗装をかけてここまでキレイになりました。


塗装工事後足場を外すとこのような仕上がりになります。
見違えますよね。

 ビルの修繕の依頼先は様々ですが、弊社は日頃から設計施工を通じて建物に携わっているノウハウに加え、
自社でも不動産を管理している経験から様々な修繕・維持管理のご要望への対応が可能です。
お困りの際はぜひ一度ご相談ください。

在宅ワークの仕事スペース

2020年6月4日

 このコロナ禍の中で私たちの仕事や生活も少し変化を求められてきています。
在宅ワークが続く方もおられるかもしれませんが、それがこれからは徐々に
仕事の仕方の一部になることも考えられるのではないでしょうか。
在宅での仕事は色々と大変なこともあると思いますが、
「より家族の時間が増えてなんだか幸せな気分になった。」
「家で見た仕事をしているダンナまたは妻の姿がなんだか素敵で見直した。」
そのような良い気持ちや出来事につながると仕事にも精が出ますよね。
「自宅に仕事をする場を設けること」はこれからの一つの住まいのテーマ
かもしれません。
写真は以前の新築事例ですが吹き抜けや
廊下の一部に仕事や趣味の作業のためのスペースを設けた事例。


 これらの事例のように最初から設けていなくても、
例えば、使われていない収納や、居間の一部をリフォームして
作業スペースや在宅ワークのためのスペースを作ることも可能ですね。
「うちもどこかに在宅ワークのための仕事場を作りたい。」
そのようなご要望にもお応えできればと思っております。

在宅でパンツ一丁!?(脱衣場の収納を考える)

2020年5月20日
カテゴリー:
日記

 在宅ワークで気が抜けたのか、下は映らないだろうとズボンを履かずに
パンツでWEB会議に参加して他の参加者を唖然とさせた動画が配信されていましたが、
自分の場所だという開放感からでしょうか、我が家だと
どうしても気が抜けるし、むしろ抜いてしまいたい。
そのような気持ちもわかる気がいたします。

 コロナ禍でなくても、決してズボラな性格ではなくても、我が家に戻れば
気が抜けることもあり、お風呂上がりにパンツ一枚でウロウロしていて
家族に「キャー」と言われたお父さんも多いのではないでしょうか。

「何を隠そう私もその一人です!!」というわけではないのですが、
 少し前から我が家では脱衣室の隣の洗濯室に家族の着替えを
収納するスペースを作り、着替えを自分の部屋に取りにに行かずに
風呂出たらすぐに新しい下着と部屋着に着替えられるように致しました。
 私の家は風呂から自分の部屋までが結構離れているので、遅く帰ってきたときや、
庭仕事や車の作業をした後ですぐ風呂に入りたいときなどは、いちいち
クローゼットに行き着替えを取ってくる手間も省けました。
「なぜもっと早く考えなかったのか・・・・。」という気持ちにもなりましたが、
人間は何かことが起きないとなかなか気付きはないものですね。

 このコロナ禍で在宅の時が長くなってきていますが、その中で自分の住まいの
「ここもう少しこうしたら使いやすくなるかも・・・」に気付くこともあるのではないでしょうか。
普段住み慣れた我が家でも、長い時間過ごすとそのような気付きがきっとあるはずです。
少し使い勝手が変わると、さらに住み良い我が家になるのではないでしょうか。

我が家の「こうしたい!ああしたい!」webでの無料相談を始めます。

2020年5月3日
カテゴリー:
日記
未分類

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されてしばらくたちましたが
「ステイホーム」で在宅での時間も多くなる中、「ここに収納が欲しい」
とか、「間取りを少し変えたい」とか「水周りや内装をそろそろ変える時期かな・・・」
等々、今まで意外と気づかなかった
我が家の「こうしたい!ああしたい!」を見つけることもあるかもしれません。
 でも今の情勢の元では、なかなか建築会社に出かけるのは難しいし、ましてや、まだよく知らない
建築会社の人間が自宅に来るのも、このコロナの自粛推奨の元では躊躇されるのではないでしょうか。
 そこで、弊社ではwebのテレビ電話機能を用いた相談を始めました。
ZOOM、スカイプ等を用いてご自宅の「こうしたい!ああしたい!」のご相談をいたします。
初回相談は無料ですのでお気軽にご相談ください。
 相談は一度弊社までメールまたは電話でご相談いただきました上で、日時を決めて
弊社からテレビ電話でご連絡いたします。
細かなリフォーム・修理から新築、大規模改修、外構工事まで幅広く相談に応じます。
よろしくお願い致します。

手刻みの仕事は何が良いのか

2019年12月18日

 「大工の手刻みで家を建てています」というと前時代的な考えかと思われがちですが・・・
木という材料の性質に従い、木造住宅を建てて住むということを一つの流れのように考えた時には
極めて理にかなっている方法の一つが「手刻み」だと思っています。

 まず、木を使って家を建てる時には構造の計画は極めて重要です。
構造は人間で言えば骨格です。作り方によっては弱い家にも強い家にもなります。
今の時代、建てられる家のほとんどはプレカットの機械加工で作られていますが、木材を加工して
組み合わせる部分の継手や仕口と呼ばれるものは、いくつか決まった加工に限られてしまいます。
 その反面、手刻みで作ることができる仕口、継手は数多くあり、しかも、加工時の工夫により
寸法や作り方に色々なアレンジが可能です。
 設計し、施工監理している立場の私にとって、非常に興味があるため仕口や継手といった
部材の強度試験の場には多く参加しているのですが、そのような工夫により、
プレカットのように金物で補強せずとも、木の持つ性質に従い、木を組み合わせて、
地震時や強風時の建物の変形に耐える強い仕口、継手を作ることが可能だと
いうことが証明される場に立ち会うと、「手刻み」の優れた部分を感じずにはいられないのです。

 服や家電といった大量生産のものと違い、住宅は一軒一軒その形が違うものです。
「手刻み」であれば、大きな家からコンパクトな家まで形の違う一軒一軒の骨格を考えた時に
仕口や継手に多くの工夫を加えることが可能であるため、その一軒一軒に
対応することができます。そして住まいづくりにはそれができることが理想なのではないかと思っています。
 プレカットが台頭してから、建てられる住宅の作り方はどれも同じようなものになって
しまいました。戦後の持家政策を引きずりながら、近年でも多くの住宅を供給するため、
短時間で安価な工業生産によって住宅が生み出されている結果なのですが、果たして
長持ちするでしょうか。環境問題がこれだけ話題になっている中で、
そろそろそこから抜け出すべきだとも思います。
 「手刻み」の家は作るのに時間はかかりますし、金額も少し割高です。
ただ、人が知恵を絞り、工夫を凝らして仕口や継手を加工して建てられた住まいは
そのぶん長く愛着を持って住まうことができるのではないでしょうか。
その家に住み続けるコストを考えると、長く愛着を持って住まうことができる方が
かえって割安かもしれません。

 今の世の中の当たり前を、ちょっと昔に行っていた当たり前で見てみると、
新しい何かの発見があります。「手刻み」は住まいづくりにおけるそのような
新たな発見につながるのではないでしょうか。

施工事例に横浜・日吉・下田町の平屋住宅「ひらやのかしや」を追加いたしました。

2019年12月10日
カテゴリー:
日記
新築事例
未分類


 施工事例に、この秋に竣工致しました「ひらやのかしや」を追加いたしました。
地主さんの「これからは質の良い小さな家を貸したい」との声に応えて計画しましたが、
これからの時代、「小さな平屋に住んでみたい。」そのようなご要望にもお応えできます。
構造材は100パーセント近県産材を用いながらも、予算を抑えて建てた住宅です。
コンパクトな住宅なら限られた予算でも質を高めた住宅の建築も可能です。
もう少し予算を足したら木組みや落とし込み板壁、土壁とあわせた仕様も可能ですね。
ご興味ある方はご相談ください。
↓施工事例リンクはこちらをクリック
ひらやのかしや

ヒノキの縁台

2019年10月3日
カテゴリー:
日記
新築事例
未分類

横浜市港北区で新築した木造平屋住宅「ひらやのかしや」には南側の軒下に縁台があります。
バルコニーとも縁台とも言えるこの空間ですが、
ここに座ってご近所同士語らうもよし、日向ぼっこをするもよし、
借りて住んだ方がうまく工夫して使っていただけると良いかと思って
計画してみました。外観上も良いアクセントかもしれません。
なかなか良い感じです。


ひらやのかしや、間も無く完成です。

2019年10月1日
カテゴリー:
日記
新築事例

もう引き渡しに向けて最後のチェックに入っている、横浜市港北区の
新築平屋木造住宅プロジェクト「ひらやのかしや」。
地元では有名なお菓子屋さんの目の前に建っている木造の平屋の貸家なのですが、
足場が外れて黒い板金の外観があらわになりました。ヒノキのバルコニーを施工し、
建具屋さんが建具を取り付けて、いよいよ建物の完成は間近で
最終チェックとこれから始まる外構工事の準備に入っています。


土壁の再使用実証実験をしてみました。

2019年9月18日

「土壁は傷んでもその壁の材料を用いてまた塗ることができるんですよ。」
土壁で家を建てたい方にはそんな説明をすることもありましたが、
果たして本当に塗り替えの時にその土をそのまま塗れるのかな?
という疑問もあり、この度、横浜日吉のシェアハウス・ヨツバロッジの壁の傷んでいる
壁の塗り替えることにしました。さながら実証実験ですね。

傷んでいた壁の中塗り土を削り取り再度練り

大直しの上に塗っていきます。

塗りあがるとこんな感じ。まだ乾いていませんがキレイに仕上がりました。
剥がして練りなおして塗りつける間に発生したゴミはゼロ。全て再利用可能でした。
土は本当にステキな素材ですね。

筋かいが危ない?

2019年8月28日
カテゴリー:
日記

 木造の建物で耐震要素といえば筋かいは一般的ですが、
最近プレカットの現場などを見ていると筋かいの材に比較的大きな抜け節があっても
また、材に割れが生じていたり、腐れやめの悪いものでも平気で使用されているものを時々見かけます。
 この写真は以前実際に見せていただいた事例を許可を得て掲載いたしますが、
とある現場にプレカット工場から納入された筋かい材です。

厳しいと思われる方もいるかもしれませんがこの時は交換した方が良いと判断し、材の変更を致しました。

 筋かいは、建築基準法施工令第1章第1条の三にも書かれているように構造上主要な部分に相当します。同じ施工令の第3節に木造の記載があるのですが、第41条(木材)の箇所に「構造耐力上主要な部分に使用する木材の品質は、節、腐れ、繊維の傾斜、丸身等による耐力上の欠点がないものでなければならない」とあります。筋交いに関しては、節のあるものがどれだけ弱いかを実験した結果などもあるので、折をみて紹介できればと思いますが、材の強度に影響のある抜け節などがあった場合には規定された性能を満たすことなく破断してしまうものが多いようです。

 材を出す川上から、使用する川下までこうした部分も気を使って見ていけると良いのですが、実際にこういうした材が流通してしまっている現場に立ち会うと、考えさせられることも多いです。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
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