新着情報

30年経って改修です。

2014年7月18日
カテゴリー:
日記

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ただいま、30年前に弊社で建築致しました住宅の
増改築・耐震改修工事を行っております。
30年という年月が経ったあとで、さらにその家を生かし
住み繋いでいただくことのお手伝いをさせていただけることは
とても幸せなことです。

日本の家の平均的な寿命は30年くらいと言われて久しいですが、
30年経った家はそんなに駄目なものでしょうか?
答えはNOです。
建てた当時きちんと建てていた建物であれば、手を加えて、
また30年、50年と住み繋いでいくことが可能です。
日本各地に残っている築100年とか200年の古民家も
そうして住み繋いでこられたものうち、残ってきたものです。

家が10軒あれば、そこには10通りの家族の形があります。
その家で育まれた思い出や、記憶もあると思います。
建て替えや住み繋ぐことを考えるときに、
そんなことも少し思い浮かべてみてください。

何か家族の思いがそこには必ずあるはずです。
そんなことを大事にしつつ、住宅の仕事に携わって
いければと思っております。

頑張れコミセン君

2014年7月1日
カテゴリー:
日記
新築事例

木造の建物では、柱と梁が取り付くところを接合部と呼びますが、
柱には、ほぞと呼ばれる凸の形状の加工、土台や梁にはそのほぞを
受けるほぞ穴という凹の形状の加工が施されます。
一般的な木造軸組の建物では、ほぞの長さは短く、(短ほぞと言います。)
柱の横にはかすがいや金物を取り付け、地震の時など建物が変形した場合の
土台や梁から柱を引き抜こうとする力に耐える工夫を行います。
柱の位置、またその柱に取り付く壁の耐力(地震に耐える力ですね。)
の大きさにより、使用する金物を変えて対処していくのが一般的なのですが、
木の建物であれば、接合部もそれに合ったものとしたいもの。
この建物では、金物は補助的に使用し、柱、梁の接合部を
すべて長ほぞ差し込栓(コミセン)打ちとしています。
ほぞの長さが一般のものより長く、ほぞの向きと直交して
込栓という木の栓をうち、引き抜く力に対処する仕組みです。
梁の横に小さく出っ張っているのが込栓。
地震の時に柱を引き抜く力にこの栓が耐えてくれます。
個人の趣味はあると思いますが、
意匠的にもこれがポコポコ出ているのがユニークで好きです。
いざというときに力を発揮してくれる、小さな力持ちのコミセン君です。

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がらんどうです。

2014年6月18日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

弊社でのリフォームでは比較的多いのですが、
建物の内外壁を撤去し、がらんどうにしてのリフォームの現場が始まりました。
もちろん、構造躯体に耐震補強を施しての改修工事になります。
がらんどうにした内部はこんな感じ。ここからまた新しい家に生まれ変わります。
いくつかの例は、このブログやホームページでも紹介しておりますが、
昭和40年代から50年代初めの建物をこのような形で改修し、
住み繋いでいく試みを行うことが最近増えてきております。
ただ、一口にリフォームと言っても、安易に厚化粧のような
その場しのぎの改修を繰り返していくものも多く、住み繋ぐと
いうことで言えば、先の何年かの延命処置だけでしかないものも多く見られます。
確かにコストは安いのかもしれませんが、
後々での出費が多いのが、その場しのぎの特徴ではないでしょうか。
弊社なりのリフォームのやり方をこの現場を通して紹介していければと思います。
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外壁がキレイに貼り上がってきました。

2014年4月25日
カテゴリー:
日記

只今新築中の下田町の現場ですが、
外壁の杉板がキレイに貼り上がってきました。
準防火地域内に杉板を貼った建物を建てているので、
防耐火の法令に従って、施工を進める必要があります。
木の板は簡単に燃えてしまうのでは?とよく思われがちですが、
実際には木の表面からバーナーであぶっても、簡単には
後ろ側には火は燃え抜けてきません。
外壁に板を貼る場合の防火の規定は、ほとんどがこの原理を
応用されているようですが、板の表面に着火したとしても、
火が板を燃え抜けてこないことを考える必要があるので、
板を外壁に施工する場合、節がある場合などは
経年で抜けてしまったりすることを考慮して施工しなくてはなりません。
(理由は分かりますよね。)
なので、防火を考えた場合には、その点も慎重に材料を考える必要があります。
この現場では、外壁に貼る板は、なるべく節の少ないものとして、
塗装し、耐候性を多少持たせた上で施工しております。
やはり貼り上がってくるとキレイですね。

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上棟順調です。

2014年1月30日
カテゴリー:
新築事例

ただいま上棟作業が順調に進んでいます。
今回の、この建物の棟梁はなんと24歳の大工です。
大工育成塾の塾生として当社に来てからもうすぐ6年目になります。
常日頃からの彼のやる気と熱意もありますが、
そうした気持ちを応援し、もり立て、一緒に頑張ってくれる仲間がいるのが
私たちの仕事の良いところ。彼の人柄もありますが、
無事、今日の上棟式を迎えられそうです。

若い職人を育てるというのは、非常に難しいことです。
ただ、意志のある人が頑張ろうと思える環境を作っていくこと、
私たちのような会社にはまずそれが求められると思います。
そして、それを理解してくださるお施主様、
一緒に行動してくれている仲間たちに、感謝しています。
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今日から上棟が始まります。

2014年1月27日
カテゴリー:
日記
新築事例

今日はこれから土台敷き。これから1週間、建て方前後の作業が続きます。
今まで2ヶ月弱、作業場で奮闘し、刻んだ材が組み上がる瞬間がもうすぐ
間近に迫ってきました。楽しみですね。
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一緒に仕事をしてくれる方を探しています。

2013年5月22日
カテゴリー:
求人
日記


おかげさまで、木の家を建てさせていただいているのですが、
弊社の仕事のこれからを考える上で、今の状態以上に技を必要としています。
そこで、都合の良い求人かもしれませんが、技と情熱と、木の家が好きだという気持ちを持って、
株式会社星野土建と一緒に仕事をしてくれる、大工、職方を募集致します。
新卒、未経験の方には申し訳ございませんが、募集は経験者のみとさせていただきます。
社員という形態だけでなく、雇用形態は相談に乗ります。
仕事のパートナーとしての、大工以外の職方の方も募集します。

・木の家が好きでそれに携わって仕事をしたいと思っている方。
・手仕事に情熱を持っている方。
・木の仕事、土の仕事、紙の仕事を残したいと思って頑張っておられる方。
・技を持っているけれど、発揮する場所が無くなってしまったという方。

色々な方がおられると思いますが、星野土建とともに仕事をしてくれる方からのご連絡を待っています。

なお、弊社の取り組みに関しては
当社ホームページ
木の家ネット、ヨツバロッヂ記事

をご覧ください。
 
ご連絡先
株式会社星野土建 
TEL 045−563−2121
メールの場合は、このホームページのお問い合わせページからご連絡ください。

ヒノキの建具

2013年5月14日

先日現場に木の建具が入りました。
早速、監督が熱心にチェックを行っています。
この建具、まだ建具屋さんのテストヘッドなのですが、
アルミサッシ枠を活用して
木製の障子をつけている建具です。

軒先にガラスをはめました。

2013年4月18日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修


改修中の建物の屋根にガラスの明かり取りをつけてみました。
築50年の住宅ですが、腕のある設計者の設計と思いますが、
なかなか雰囲気のあるお宅です。
本来の軒の日射遮蔽の機能を損なわずに陽の光を入れたい
ということでこの幅になりました。
これは施工途中の写真ですが、仕上がりも結構キレイです。

年末年始のご挨拶

2012年12月28日
カテゴリー:
日記

皆様、2013年も株式会社星野土建をどうぞ宜しくお願い致します。
2013年が皆様にとって良い年でありますように。
なお、年内は29日まで営業致します。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉1-10-13
TEL:045-563-2121
FAX:045-561-7904
営業時間 8:00〜17:30(日・祝・隔週土曜休み)