木の家のもつ風合いへの憧れ、天然素材の放つぬくもり、住む人にとって優しく、どこか心休まる感覚は木の家のもつ独特の個性です。
木は、耐震性を担う部材として活用でき、防火性能や温熱環境への貢献などでは他の建築の材料にはない優れた機能もあります。
木で家を建てると、お気に入りの自分だけの住まいを、住まい手に優しく、安心・安全に、そして他の構法よりも環境に負荷をかけずに実現できます。
家が、人を育んでいきます。
人を育む木の家にあなたも住んでみませんか?
古来より続く日本の伝統的な木造技術は世界的に見ても高度に発達した技術です。「伝統」と聞くと難しい決まりごとがあったり、古臭いイメージを持たれる人も多いかもしれませんが、長い歴史の中で変化しながら続いてきた技術であり、現代の木造の技術の中にはその延長線上にあるものも多くあります。
弊社ではそんな古来からの技術を活かしつつも、現代の生活にあったモダンな住宅を提案しております。
私たちが普段当たり前のように水が飲めるのも、漁場に恵まれて魚が食べられる環境に住んでいるのも実は森林のおかげであるということはあまり知られていません。
日本の山が手入れをされずに荒れてしまっていると言われて久しいですが、近くの山の木を使うことで、手入れのされた森林を取り戻し環境保全につながります。
木という素材の性質を考え、木を活かした構法には、大工の技法が極めて重要です。そして木を使った家には、同時に直せる腕も必要不可欠です。それによって、50年・100年と住まい続け味のある、愛される住宅が育まれていきます。
木は最終的に土に還る非常にエコロジーな素材でありながら、それ自体が耐震性や防火性能を担う部材として活用できる非常に優れた素材です。
弊社では伝統的な技法を応用しつつ、そんな木の持つ性質を活かした構造躯体を用い、防火性能や環境性能にも配慮しております。
日本の3大美林に一つで人工林として歴史ある天竜杉・桧を製材しています。
構造材としての強度と美しさを得られるように、樹齢70年以上の原木を選び乾燥にはバイオマスエネルギーを使い「天然乾燥」に等しい木材乾燥を実現しています。
そして星野土建さんは私たちが手をかけて造り上げた木材を使いこなす事が出来る工務店さんです。大量生産型のプレカットに頼らず、熟練した職人さんが木材の個性を見ながら手刻みしてくれるんですよ。これってお施主様にとっても使われる木材にしても凄く価値のある事なんです。
木を見て家づくりができるからこそ「眼鏡に適わず」出てくるお叱りの言葉も私達は真摯に受け止めることができます。横浜で手加工するのはオガの処理等大変な事だと思いますが、木材を使いこなす工務店として活躍していただきたいですね。
埼玉県の南西部、西川林業地と呼ばれるこの一帯は穏やかな気候と豊かな土壌に恵まれ、江戸時代より良質なヒノキやスギを育んできました。西川林業地である飯能市と横浜も直通電車で繋がることで山と都市が今日では近くなりました。
弊社と(株)星野土建との交流は、住まい手に取って安心・安全な木材供給のための意見交換を互いに顔が見える関係により長らく進めてきました。
木材は、工業材料と異なり生物材料です。そのため、木材の性質を見ながら構造材は、市場では少ない天然及び低温でじっくり乾燥させて木材にストレスを与えない乾燥方法で出荷しております。
見えない部分にこそ確かな品質の木材提供は、両社の一致した方針です。