子どもの頃からの家族の思い出のある山荘の活用を考えていたのですが、今度は自分の子どもたちや、自分が一人でふらっと出かけても楽しめる山荘を!と思って建て替えました。外壁の壁板の塗装を家族で行ったり、建物に使用した梁は家族にルーツのある千葉の古民家の梁だったり、照明器具は山荘のある地域の近くの工房の胡桃ガラスの物だったり、建築に際して、更に家族の良い思い出や話題につながるような体験や建物への配慮をして頂いたのが嬉しかったです。ペレットストーブの温かさや周囲の自然の移ろいを感じつつ、新たな山荘での暮らしを通じて家族の思い出をまた育んでいきたいと思っております。
子育てを行う家を建てるにあたっては、巷にあふれている簡単にできてしまう家ではなく、伝統的な文化や環境を考えた建て方の住まいが良いと考えていた時に、星野土建のホームページを見て住まいづくりの考え方に共感して建築をお願い致しました。木への真摯な思い、施主への気配りなど実際建てられたお家を見たときには圧倒されました。
細かな仕様も希望にあわせて建てた注文住宅で、色々と打ち合わせて仕様を決めていく上で大変な部分もありましたが、その分、使いやすさや普段の生活の動線をかなり考えて建てることができて、「ただ買う」ということでは実現できない住まいづくりができました。
昭和58年に星野土建で新築し、築約30年後にリノベーションいたしました。自身が子どもの時から親と星野土建との付き合いを見ていたのもあり、星野土建に依頼いたしました。もともと砂利床工法を用いて建てられた吹き抜けがあり風が通る家で、夏場は涼しいくらいでしたが、今回の工事では間取りの変更とあわせて断熱材(羊毛)を全面的に入れ替えて暖かな家になりました。介護を考えたバリアフリーのため室内には引き戸も多用いたしました。新しく2階に作ったリビングは日当たりがよく窓を閉めても目の前に大きな緑が映えています。新たに設けた掘りごたつはお気に入りです。なかなかインパクトがあるようで、来客を驚かせることもしばしばです。工事の上では、リノベーションの工事は新築ともまた違った大変な部分もありましたが、細かな部分も色々と相談して進めることができた点は非常に良かったと思います。
星野土建に新築工事を依頼したのが2017年、お寺の庫裏ですが、家に帰ると「ホッ」とできる木の空間が魅力的なんですよ。職場と家が近い環境ですが、なんだかONとOFFの切り替えができ、メリハリある生活ができるようになっている気がします。2階のリビングでハンモックに揺られているのが至福の時間ですが、家のそこかしこに、そんな私のお気に入りの場所がいくつかあります。
この住まいでは、子供たちをのびのび育てたいと思って建てました。特に2階にあるリビング・ダイニングは居間には壁面にはボルダリング用のウォールを作ったり、梁からハンモックを吊るしたり、その天井の高さを活かして非日常感を演出し、子供たちも思い切り遊べるようになっています。また、解放感があることもあるのでしょうか、自然と家族の会話が生まれています。子供たちの友達や、その父母が集まることが多いのですが、皆さん楽しんでいかれます。家族や子供たちの笑顔溢れる住まいになっていると思います。
「ちょっとほかとは違う洒落た家にしたいねえ。」そんな思いから星野土建に設計を依頼して建てた賃貸併用住宅の長屋です。木や漆喰で仕上げられた内部はとてもよい雰囲気で、いまだに家にきた人が皆感心していきます。賃貸の競争が激しい地域なので、2部屋作った貸室は、当時駆け出しだった社長のアイデアで他の物件とは少し違った部屋にして、玄関には土間を設けて趣味の物が置けるスペースを作りました。築15年ちょっと経過していますが、周辺より少し高い賃貸料に設定しているものの空き部屋は殆ど出ず「住み心地が良い」という賃借人からの話も多く聞きます。愛着を持って長く住んでくれる人もいたり、借りる人との関係も良好で、この家での日々の暮らしを楽しんでおります。
星野土建に頼んで耐震改修とリノベーションを行ったのはもう十数年前。耐震改修は横浜市の補助金も活用しました。もともと地盤の弱い地域で地震のたびに揺れを大きく感じておりましたが、基礎を補強し、少し傾いた建物のジャッキアップを行った上での耐震改修は大工事でした。後に東日本大震災も経験致しましたが、前とは違い地震の大きな揺れを感じない程で、とても安心できました。工事は飼っている猫のこともあり、家に住まいながら行いましたが、星野土建さんの耐震改修には大満足しています。住まいづくりを考える人はやたらと壊す傾向にありますが、ゴミを出さず既存を上手く使える耐震を私は勧めたいです。これからもこまめに手入れをして永く住みつないでいきたいと思っています。
旧社殿は天明5(1758)年の修造と伝えられております。昭和11年に神明造りの本殿、幣殿、拝殿を星野正行が改築致しました。その後、昭和51年に社殿を改修し、伊勢神宮の御分霊「天照坐皇大御神」勧請奉斎し、遷座祭を執行、以来8月28日を例大祭日と定め執り行っています。
昭和11年に本殿、幣殿、拝殿を改築したのは、星野土建創始者にあたる星野正行が25歳の時。昭和51年の改修時には、伊勢から御分霊のための奥宮を運搬し奉納致しました。
日吉神社は街の中核であり地元住民の拠り所であるため、夏祭りや祭事など様々なイベントでこの日吉神社に人々が集まり、楽しく和やかな声が響いています。
長く歴史が続く日吉神社に携われたことに、星野土建も非常に嬉しく思っています。
明治40年に建てられた、昔ながらの四つ間取りの家です。もともと建っていた家が火事で焼けてしまい、大工であった星野家(巳之助または子の銀次郎)が建て替えたものと伝えられています。夏でもクーラーが要らないほどだという心地よい風が流れる昔ながらの家。茅葺き屋根にはトタンが被せられていますが、大きな屋根が目を引くお家です。昔は屋内にかまどが2つあったそうで、室内は燻された木材の織りなす独特の雰囲気が漂っています。戦争も大震災も経験しながら、時を超えてご家族の生活を伝統構法による木造技術が支えてきた証の建物だと思います。
お話を伺った時に、家主だけでなくお孫さんがこの家へ特別な想いを抱き、大きな家宝として継承していきたいと考えられている姿が印象的でした。