築・~10年 世代を超えて愛される「家族の思い出をつなぐ山荘」 築・~10年 大量生産の建物とは違う「生きている木の家」 築・~10年 親子で住みつなぐ「風通しの良く温かな家」 築・~10年 家に戻れば別空間「のびのびと笑顔で暮らす家」 築・10~30年 創意工夫あふれる「ちょっと変わった長屋」 築・30~50年 住みつなぎたい「耐震改修の家」 築・100年~ 明治40年築「時代を超えて住みつなぐ木の住まい」 築・50~100年 地元が親しむ日吉のお伊勢さま「日吉神社」
海外から転居することになり、実家の近くに住むことを希望しておりました。星野土建は実家のある日吉でも老舗の工務店で、よく知っている信頼できる方々であることと、ヨーロッパ出身の主人とも住むなら木の家と話をしていたこともあり、お願い致しました。 我が家の上棟式は東日本大震災の日でした。かなり大きく揺れたはずなのに、梁に立つ数人の大工さんは落ちることもなく、柱にヒビ1つ入りませんでした。耐震性を実感したこの家に住み始めて7年が経ちますが、相変わらず修理を頼んだことはありません。また、ゲストが来ると必ずと言って良いほど『木の良い匂いがする!』と言ってくださり、日本に住んでいる主人の友人も我が家に遊びに来ると、祖国の木の家に似ていて落ち着くと話しています。木でできている家は元気な子供たちが暴れると傷がつきやすいのかもしれませんが、それも今となっては一つ一つが良い思い出となっています。 木の家は年数を重ねると色に深みが出てきて愛着が増してくると思います。これからも地震にも、暴れん坊の子供たちにも耐えて私たち家族を優しく包む家であってほしいと思っています。
私も、この家の上棟時の検査で梁の上にいた時に地震を経験いたしましたので、弊社で建てた建物の構造躯体に少し自信を持てる経験につながった住宅です。伝統的な木造技術としては、日本の技術ほど繊細なものはないとよく言われますが、ヨーロッパの木の家も実は日本の家にかなり似た部分があるのを色々と知ることができたのは、お施主さんご家族との交流の中で、ヨーロッパ現地の木造を実際に体験できたおかげですね。ご家族の思い出につながる日々の生活をサポートできるよう、これからも頑張っていきたいと思います。