柿色の家

こだわりのポイント

「自分色」の木の住まい

工作が趣味の旦那さんと、そのご家族のための住宅です。 趣味のステンドグラスのランプシェードや、旦那さんお手製の滑車で上げ下げできる物干など、建て主様の手作りのものを用いた所も多い、こだわりや趣味を反映できる、注文住宅ならではの長所を生かした家になっています。 外壁の杉板の「柿色」は、柿渋塗料を調色して決めた旦那さんご自慢の色。 ご家族のお名前にルーツのある色なのですが、今回家を建てる記念にと、塗装はこちらの指導のもと、ご家族で行われました。家族皆で塗った壁のある家。きっと愛着のある住まいになると思います。

家族が繋がる、心地の良い空間

家に帰ってきても、出かけるにも、ここを通ることになる明るい居間は、家族の繋がる部屋。

細部まで、温もりある住まいを

建具の鏡板には浮造りの杉板を使用。光が当たる階段の木部の表情も美しいです。

施主様の声建て替えを楽しめた住まいづくり

 若い時から住み続けた愛着のある家に住み続けておりましたが、築50年になって市の耐震診断を受けることにしました。その結果「倒壊の危険」の判定を受け、改築・新築の検討を始めることになりました。 建築会社選びにまだ迷っていた時、星野土建さんの土壁造りのワークショップ(現シェアハウス)を知り、妻と思い切って参加してみました。そこで、土壁塗りを体験し、がっしりと頑丈な骨組み(木組み)の家を見て、こんな住まいが持てたらと思いました。ワークショップの時、私たちの世話をしてくれた青年に会いましたが、その青年が棟梁となって初めて我が家を手掛けることになるとは思いもよりませんでした。その後、柱や梁の刻みの時から、何度も何度も仕事を見に行って話しました。誠実な人柄と熱心な仕事ぶりを見て彼にやってもらって本当に良かったと思います。監督その他の職人さんも皆さん良い人で現場に行くのが楽しみでした。  契約から完成まで長い時間が掛かりましたが、その分だけ時間をかけ色々な人の話しを聞き、妻と一緒にショウルーム等に行って見て、迷いながらも一つずつ決めて行った事が楽しく良かったと思います。

施工者より施工者より

 工作好きなお施主様で、弊社のワークショップで目をキラキラさせて作業されている姿が印象的でした。ご自宅にも、そんな工作好きのお施主様のこだわりを積極的に取り入れて計画いたしました。お住いになられてから何度かお邪魔しておりますが、ワークショップの時と同じように目をキラキラさせて、この家での生活を楽しんでいるとお話いただけておりますことを非常に嬉しく思っております。お庭に作った家庭菜園もステキですよね。建築中も大工・職人に温かく言葉をかけてくださり、若い大工が育つ上で、非常に良い経験につながったことに感謝しております。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
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