今年3例目のがらんどうリフォームを日吉にてただいま行っております。
横浜市の木造耐震促進事業を利用しての工事で現在建物の内部も撤去し
がらんどうの状態。構造躯体や窓周り水まわりの問題点を確認し、補修、補強を行います。
以前も書きましたが、りフォーム、耐震改修は、上から何かでカバーして
新しく見せるとか、耐震要素と思われるものを根拠なく貼り付けて終わり
という安易なものでは全く効果のないものです。
当たり前ながら、カバーしても、カバーした壁の内部の柱や土台が
痛んだり、腐朽している場合などは材を交換する等の作業は必ず必要になります。
金額は安くても、カバーするのみの工法は上に書いたような建物の根本の
問題をそのままにしているものも多く、せっかく直しても
すぐにまた金額のかかる工事を行わなくてはならない事例も多く、
安いと思っても、結局は一番お金のかかるリフォームのことも良くあります。
直すときは徹底して、そして直した後も永く住む為に、増改築・リフォーム
の選択は難しいですが、きちんとした工事をどう考えるかが鍵です。