以前紹介しました、父と娘二人三脚で建てた家(ハ邸)にお邪魔してきました。
この家も、家具が入って、生活の場としていよいよ本領発揮ですね。
いつも思うのですが、引き渡した家にそこに住む家族の家具やいろいろな持ち物が入り、
生活が始まると、どんどん家がその家族に染まりなじんでいく気がいたします。
家も家族の一員になるのですね。
建築を設計し、建てる仕事を目指すと、ついデザインという言葉のもとに、
目先のきらびやかさや斬新さを求めてしまう風潮を多く感じるのですが、
35歳を過ぎて、自分も子供を育て、家族を養うようになったからでしょうか。
住まい手家族に染まっていける、また違ったカタチの住まいづくりを求めていきたいと
しみじみと思う今日この頃です。
お宅訪問
2012年2月9日