今日は台風で酷いことになっていますが
昨日は事務所に可愛いお客様がみえました。
近所の保育園のハロウィンのイベントに協力したのですが、
「トリック オア トリート!!」元気な声でハロウィンの
お菓子をおねだり。仕事の合間に子供たちの楽しい声に癒されました。
いざ鎌倉
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ここ一ヶ月ほどは仕事と合わせて、所属している色々な会の会合に出てきました。
なかなか忙しいとついついブログの更新を後回しにしてしまう悪い癖が出ています。
ご容赦下さいね。
さて、私が所属している「職人が作る気の家ネット」では、毎年場所を変えて日本中から木の家の
作り手が集まり、総会を行うのですが、今年は地元神奈川の鎌倉が会場になり、私もそのメンバーの一員として、微力ながら頑張っています。
今日は、鎌倉に木の家ネット神奈川総会の準備打ち合わせに出かけてきました。
でも、表はすごい雨・・・・・おまけに寒い!!
精進料理をいただきながら、来月の総会に向けての準備を話し合いました。
準備も大詰めですが、もう後少し、ラストスパートです。
いざ、鎌倉!!
かばた
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先週末、琵琶湖の湖畔の針江というところで「かばた」付きの民家に泊まり、「かばた」体験を家族でしてきました。かばた(川端)とは各家にある湧き水を利用した洗い場の事で、この地域に豊富に湧き出る水を利用した生活の仕組みです。今回は宿泊し、かばたを体験すると共に地元の方のガイドによるツアーに参加し、かばた文化を通して、人間と水、田んぼ、小川、生き物の共存する原風景の残った環境を守っていこうとする取り組みを知りました。
水という身近な自然の恵みを利用し、環境と共に生きている生活に、「豊かさ」の意味を教わった気が致します。
宿泊した民家のかばた。早速ナシと飲み物を冷やしてみました。
こちらは別のかばた。それぞれの御宅ごとに違った個性あるかばたがあり、このかばたには錦鯉が泳いでいます。ちなみに、かばたには鯉が泳いでいることが多いですが、カレーの鍋をつけておくとキレイに掃除してくれるそうです。
地元のガイドさんと一緒に、魚を捕まえました。地域を流れる川では民家の前で小魚がたくさん獲れます。水がきれいで豊かな生態系がはぐくまれています。
足元をはかる
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写真のような機械が空き地で稼動しているのを、ご覧になった方もおられると思いますが、あれは何なのかというと、地盤の調査をしているところです。
まだまだ暑いの快晴の先週末、新築に向けて地盤の調査を行いました。
実は以前に計測したデータがあり、地盤の把握はしているのですが、建物の計画が変わリ、建てる位置が変更になる為、再度確認をかねて行った次第です。
地盤の良し悪しを、土地の見かけで判断する人が未だに多くいますが、かなり信憑性を欠くのが事実と思います。たとえば写真の土地を見て山なので上のほうが良いと答える人が多いと思いますが、この敷地の場合には写真に向かって右側の地盤が良く、左側が悪い、いわゆる片斜面のような地盤であることが調査すると分かります。しかも、同じ右側でも斜面上より下のほうが良い地盤が浅く出てきます。
足元がしっかりしているか、また、どういう状態かは調査してみると分かります。
これは大事なことで、この結果により基礎の形式、ひどい場合には、建物の構造計画も変わることがあります。
ただ、調査する時は何時も結果がいい事を祈りながら調査するのですが・・・・・。
夏休みの一コマ
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先週夏休みをいただき、今日から本格的に通常営業を再開いたしました。休み中は中軽井沢に滞在して一時の涼しい時間を過ごしましたが、滞在中に石の教会と海野宿に立ち寄りました。石の建築と木の建築・・・結構対照的に思われますが、それぞれの立地の中で見事な情景を形成していると思います。
海野宿は軽井沢から少し離れますが、古い街並みがそのまま保存、利用されていて、歩いていると人に優しいそのスケール感からか、とても癒されます。
軽井沢近辺にはすばらしい建物が数多く点在し、様々なデザインの試みが見られる意欲的な建物も多いですが、その反面、立地条件は冬場の厳しさ、夏場の通り雨、地面からの湿気等を考慮するとかなり厳しく、それらに対する配慮が必要です。近年建った建物の中にはデザインはすばらしいけれど、それらの条件に対して配慮が足らず、5年後には目も当てられない建物が見られるのも事実で、やはり建物を建てる上で、まず形ありきではダメなのだとつくづく思い知らされます。日々勉強ですね。
石の教会全景
海野宿にて
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加工中です。
敷地と向き合う。
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写真は只今新築に向けて計画中の敷地です。(もうほとんど計画は完了していますが。)
当たり前のことですが、敷地が10箇所あれば、敷地の形、持っている条件はそれぞれ違います。敷地も住む人も10あれば10通り、いや、それ以上に建てる建物は異なってきます。
住宅を考えるにあたって、アプローチの仕方は人により異なると思いますが、まず最初に奇抜なアイデアや、変わったデザインがそこに必要なのではなく、また、その敷地にマッチするであろう決まった形を当てはめていくのではなく、敷地を考え、条件に逆らわず、そこに建つべき家を考えること。そうすると自然と良い家の形が見えてくる気がして、何時もそこから計画を始めるようにしています。さて、次はどんな計画の建物になるのやら。
横浜で国家プロジェクトに参加しています。
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弊社はもう何年も国家プロジェクト「大工育成塾」の受け入れ工務店として取り組みに参加させていただいておりますが、昨日大工育成塾塾長松田妙子様と国土交通省、神奈川県庁の方々が弊社を視察にいらっしゃいました。
現在、受け入れている塾生が今年度で卒業の為、彼の成熟度の並びに受け入れ工務店の視察ということと思います。総勢9名の方々に、塾生の日ごろの取り組みや、指導棟梁と、彼が建てた家も実際に見ていただき、弊社の木の家への取り組みもご覧いただきました。
国土交通省からのメンバーには、住宅振興室の越海室長もおられ、少しだけ、色々な木の家の話をすることができました。他にも色々と聞きたいこともあったのですが、少々タイムオーバー。
ただ、行政の方に弊社の木の家の取り組みを知っていただける、貴重な機会を得られたことは本当にありがたいと思っております。また、対象になっているかは知りませんが、大工育成塾も、塾生の真剣な目を見ていると、これだけは仕分けの対象にはしてほしくないのが、私の本心です。技術や文化は継承するのに時間がかかります。またそれがこれからの日本の社会にとって必ず大きな鍵になります。今は、そこに理解が必要と思うのですが。