先週末、琵琶湖の湖畔の針江というところで「かばた」付きの民家に泊まり、「かばた」体験を家族でしてきました。かばた(川端)とは各家にある湧き水を利用した洗い場の事で、この地域に豊富に湧き出る水を利用した生活の仕組みです。今回は宿泊し、かばたを体験すると共に地元の方のガイドによるツアーに参加し、かばた文化を通して、人間と水、田んぼ、小川、生き物の共存する原風景の残った環境を守っていこうとする取り組みを知りました。
水という身近な自然の恵みを利用し、環境と共に生きている生活に、「豊かさ」の意味を教わった気が致します。
宿泊した民家のかばた。早速ナシと飲み物を冷やしてみました。
こちらは別のかばた。それぞれの御宅ごとに違った個性あるかばたがあり、このかばたには錦鯉が泳いでいます。ちなみに、かばたには鯉が泳いでいることが多いですが、カレーの鍋をつけておくとキレイに掃除してくれるそうです。
地元のガイドさんと一緒に、魚を捕まえました。地域を流れる川では民家の前で小魚がたくさん獲れます。水がきれいで豊かな生態系がはぐくまれています。