今年二つ目のがらんどうリフォームに向けて、只今建物内部の解体工事を行っています。
横浜の鶴見の古い住宅地の一角に敷地があるのですが、丘の中腹にあり、眺望の良い土地です。その敷地の持った特性を生かしてリフォームできればと思うのですが、さてどんな形になるのやら、乞うご期待といったところです。
築年数がかなり経過した建物の為、ジャッキアップと基礎の補修、構造躯体の補強等必要な箇所が多くありますが、横浜の古い住宅地だと、建て替えが困難な土地もかなりあります。そんな場合には、がらんどうリフォームを検討してみてもいかがでしょうか。耐震改修等をきちんと施せば、思い出の詰まったお住まいを、安心安全に住み繋いでいただけると思います。
がらんどうリフォーム第二弾
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地引網
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先週末、茅ヶ崎に地引網に出かけました。神奈川県建築士事務所協会主催のイベントに家族で参加したのですが、当日はこの上ない地引網日和!!それにつられてか、網にはヒラメや黒鯛も混じっていました。漁師さんが言うには地引網にかかるのは珍しいそうです。アジ、さば、カマス、イワシ、シラス・・・・・と大漁でした。
地引網のあとは皆で獲った魚をいただき、今が時期の地元産のシラスに舌鼓。お土産にアジをもらって、帰ってからも、家族皆でおいしく地元の海で獲れた魚をいただきました。
接してみる度に何時も思いますが、自然はすばらしいです。豊かな海を守っていかなくてはなりませんね。
さあこれから網を上げます。
僕ら家族も引っ張りのお手伝い。それ引けそれ引け。
獲れた大きなヒラメ
クロダイです。
アジやサバがドッサリ獲れました。
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天然素材エコポイント完成しました。
天然素材でエコポイント
住宅版エコポイント制度が施行されて、なんだかポストの中はチラシだらけ・・・・。
という方も多いと思いますが、「エコ」ポイントと謳っているからには、やはりそのリフォームも
天然素材で行いたいもの。。。。。
弊社ではその第一号が着々と完成に向けて現場進行中です。断熱材は床、壁、天井とも
羊毛断熱材「ウールブレス」を使用し、内装の仕上げは越前和紙の「玉紙」クロスを貼ります。
床は栗の無垢フローリング。枠材は全て無垢です。防火法令その他の関係も有り、アルミサッシやボード類は使用していますが、工業製品の使用は極力抑えた、星野土建版の住宅版エコポイント仕様の改修です。さらに、この建物ではそれにあわせて耐震化も行っています。以前のブログでがらんどうになった内部を紹介したので、覚えている方もいるかも知れませんね。
「かながわ森林塾」・森と私たちの結びつき
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おとといの日曜日の朝日新聞の横浜版に「かながわ森林塾」のことが紹介されました。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001004120005
弊社でも神奈川県産材の皆様への窓口となるべく、かながわ県産木材認証工務店として活動しておりますが、森林を守り、生活を守る。これから未来を担う林業への取り組みの一環として繋がっていってほしいと思います。
地元、神奈川県は面積の約4割が森林ですが、林業に関してはかなり危機に瀕しています。これは日本各地の山でもいえることですが、山が荒れてしまうと私たちの生活に影響があるのをご存知でしょうか。その中でも地球温暖化に関して森林が有効なのは、もう皆さんご存知だと思います。
では、「水源涵養林」とか「魚つき林」といった言葉を聴いたことはありますか?森林には水を蓄え、浄化する作用があり、各地に保安林として「水源涵養林」が指定されています。また、古来、漁業を営む地域では、、森林の木影には魚が集まる、とか、森によって風当たりが弱まる、など、いくつかの理由のもとに、海岸の森林を守る習慣があったそうで、現在でも「魚つき林」が保安林として指定されています。
私たちが日ごろ飲んでいる水、食料にも森林は貢献してくれています。都市部に住んでいると実感しがたいのですが、森林は私たちの生活と実に密接な関係があります。
皆さんも少し森に眼を向けてみませんか?今度の休みにでも近くの山に是非遊びに行ってみてください。何かお礼をしてあげたくなるくらい、里山や、森林は、皆さんを本当に楽しませてくれると思います。
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竹原の街並み
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3月末に日帰り弾丸ツアーで広島県の竹原に行ってまいりました。
所属している神奈川県建築士会の有志の旅行で一日だけでしたが、11時くらいから夕方までゆっくり時間を掛けて街を散策し、建物を見学してきました。竹原は塩で栄えた町で今もその当時の面影をのこす建物が数多くありました。街並みの写真をいくつか添付しておきますが、写真からも感じ取っていただけると思います。道沿いの建物の軒先は関東のそれと比べると少し低い気がします。細かく見ると瓦や細かな意匠にも独特の物が見られます。やはり地域性でしょうか、細かな部分のデザインですが、軒の高さによっても街並みの見え方は変わって来ますね。
実は同じ建築士会の方のお母様のご実家がガイドブックにも載っている名家で、その方に是非見に来てくださいと誘われたのが縁で今回見学させていただきました。個人のお宅なのであえて写真は載せませんが、数奇屋の繊細な納まりがすばらしく、また建てた職人の腕の高さが見える建物で見学できたことに感激して帰ってきました。
色々と伺うと近年保存も大変なようですが、何とかあの街並みや建物を保存し、活用してほしいですね。本当はこうした風景が地域や日本の宝だと思います。
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瓦のメンテナンス
築35年の門の瓦が一部かけてしまい、その部分を修理いたしました。
瓦は一枚が割れてしまっても、全交換が必要ではなく、その一枚だけを新品に換えて使える、修理が容易でエコロジーな建材だと思います(形によりますが)。他の屋根材に比べても、単価は高いかもしれませんが、建築後の修理や点検等、長い期間で後のことを考えるとコストパフォーマンスはこちらに軍配が上がると思います。ホームページにも書いていますが、天然素材や昔から用いられてきた材料の中には、全交換せずに修理が可能なものが多くあり、これはその事例のひとつですね。
この門は先代さんが、婿養子に来る今の家主さんを迎えるために建てたのだそうで、色々な意味で思いの詰まった門です。小さな修理ですが、瓦屋さんが熱心に加工しています。これでこの屋根もまた長く持たせることができますね。