新着情報

材の刻みの風景です。

2012年10月6日

今回一緒に建てる大工の北山さんと、うちの社員の上岡谷の二人で刻んでいます
シェアハウスの刻みの作業も順調のようです。刻みというのは、平たく言えば、
建物を建てるために材料を加工すること。今はプレカットが台頭しているので、
大工さんが手で刻むことも少なくなりましたが、木部のほとんどが露しとなる木組みの
建物では、材の選定と刻みは非常に重要です。
どこにどの材を使い、その材の特性に従い加工する。
そうしたことを柔軟に行うのが、プレカットでは難しいからです。
これから来月の上棟に向けて、木と向かい合い地道な作業が進みますが、
私は家を建てる人には、この刻む作業の時の大工さんの姿を絶対に見てほしいと思います。

夏休みの工作(軸組模型)

2012年8月25日

先週いただきました夏休みの間、出かけた先の高原の風に吹かれながら
制作いたしました軸組模型です。
と書くとカッコ良く聞こえるのですが、時間に追われ
出かけた先まで持ち込んで制作した軸組模型です。
ただ、いつもと仕事の環境が違うせいか、
楽しんで制作に打ち込めました。
今建築中のシェアハウスのものなのですが、
来週は図面と模型をベースにいよいよ
刻みが始まるこの建物の打ち合わせです。

土を搬入しました。

2012年8月4日

先日作成いたしました、土の置場に土壁用の土を搬入いたしました。
今回使用するのは多治見から取り寄せました土と、三重県から運んできた
低農薬の稲わらです。現場で手や足を使い撹拌してしばらく寝かして熟成を待ちます。


現場にて撮影した、私と左官屋さんの写真です。
 今回の建物のテーマは、癒しを感じられる、つながりのある住まいです。
シェアハウスとして計画していますが、都市部の住宅地でありながら、
どんなに疲れて帰ってきても癒される、木と土壁の空間を提供し、
他の住人や、近隣の住人、人と人とのつながりを感じられる、
ヒューマンスケールの暮らしを実践できる家にしたいと思っています。
 今回は仕事でもつながりを考えて、弊社と、大工の北山さん、左官の小山さん他
木の家づくりを発信している仲間とのコラボレートという形で仕事を進めています。
木の家づくりの仕事は、かなり絶滅危惧種のようになってしまいましたが、
画一的な大量生産の製品と違い、今でも地方性が色濃く残っている部分があります。
都市部ではなかなかできない仕事も、郊外や地方では当たり前だったり、
都市部には都市部の、郊外には郊外の仕事のやり方があるように思います。
コラボレートすることで、職人がお互いに学ぶことも多いだろうし、
また、そこから新たな取り組みの発信もここから行えるのではないかと思っています。
この現場の件は、取り組みや考え方を含め、これから色々と紹介できればと思います。

土の置場作りをしていよいよ現場が始まります。

2012年7月25日


昨日は地鎮祭を行い、そのあと土壁の土を寝かせておくためのストック場を作りました。
この敷地に建つ建物は、木組みの架構に土壁を組み合わせた建物
なのですが、シェアハウスとして建築いたします。
建築地は横浜市港北区日吉の駅から徒歩8分程度です。
詳細は順次アップできればと思いますのでしばらくお待ちください。

梅雨の合間

2012年6月30日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

なんだか忙しくしている間に、ブログの更新が滞り、一か月ぶりに更新です。
今日は梅雨の合間の晴れ間が、気持ちいいですね。ちょっと蒸し暑くなってきましたが・・・・。
 さて、改修現場の工事も大詰めです。外部の仕上げ工事も始まり、
中には素敵な建具もついてまいりました。もうあと一息です。

元々雰囲気のあるお宅なので、それに合わせて改修を行っております。

建具もきれいです。仕上げまでもう一息ですね。

お宅訪問

2012年2月9日
カテゴリー:
日記
新築事例


以前紹介しました、父と娘二人三脚で建てた家(ハ邸)にお邪魔してきました。
この家も、家具が入って、生活の場としていよいよ本領発揮ですね。
いつも思うのですが、引き渡した家にそこに住む家族の家具やいろいろな持ち物が入り、
生活が始まると、どんどん家がその家族に染まりなじんでいく気がいたします。
家も家族の一員になるのですね。
 建築を設計し、建てる仕事を目指すと、ついデザインという言葉のもとに、
目先のきらびやかさや斬新さを求めてしまう風潮を多く感じるのですが、
35歳を過ぎて、自分も子供を育て、家族を養うようになったからでしょうか。
住まい手家族に染まっていける、また違ったカタチの住まいづくりを求めていきたいと
しみじみと思う今日この頃です。

完成!!二人三脚で建てた木の家です。

2012年1月13日

昨年末に完成いたしました、ハ邸です。私の妹夫婦のための家で、
父が娘のために建てるということで、今回の建物は父(社長)が担当し、
息子の私は時々サブでお手伝いいたしました。
父娘二人三脚で建てた家です。
これから外構はゆっくり!?楽しみながら仕上げるようですが、
住まいづくりを楽しめるのは良いですね。




外壁工事中です。

2011年11月16日
カテゴリー:
日記
新築事例

 新築中の住宅の外壁のモルタル(2回目)を塗り終わりました。
当社では、外壁の仕上げは左官仕上げとする場合がほとんどなのですが、
モルタル等はクラックその他に対する配慮が必要で、様々な工夫を
左官屋さんも行います。
今回のこの現場でも、また新たな取り組みを取り入れています。
 「職人であれば、自分よりも仕事をより良くできる人が出てくれば、
そこで仕事は失うかもしれない厳しい社会に身を置いているのもあり、
日ごろから切磋琢磨している人も多いと思います。
技で生計を立てるのですから、自分の仕事を進化させ、
技の向上に取り組むのは当たり前で、時に手間を惜しまず、
周りよりも技を発揮しようと頑張る職人は誰もが認めるし、
仕事のパートナーとして信頼されることと思います。
周りはこの程度だからこれくらいできていればいいかな~?
なんて気持ちで仕事していると、あっという間に他の人や機械に
追い越されて仕事を失う。
そんな背景が現代の職人の仕事にはあるのではないかと思います。
だからこそ、自分自身の手仕事でしかできない技を考え鍛錬するのです。」
上記は以前、ある職人と話した時の言葉ですが、全くその通りですね。
今回、左官屋さんも頑張って壁を塗っています。
仕上がりはどんな壁になるでしょうか。

 

街区の街並みを木の家で

2011年10月7日
カテゴリー:
日記
新築事例


https://hoshinodoken.jp/日吉に木の家の街並みを・・・.html以前ブログで紹介いたしました、木の家の街並みの建物ですが、完成後写真をアップしていなかったことに気づきました・・・・・・ので、アップしておきますね。
左奥から神奈川県建築コンクール入賞の「光庭の家」中央の白い建物が神奈川県産材認証住宅のN邸、そして右端が以前紹介いたしましたD邸こと「差色の壁の家」です。
地主様より、ただやみくもに土地を細切れにした建売の家が並んでいるのではなく、少しいい家が建てられる、街並みを考えての土地の活用を行いたいとのご希望を受け、この土地に木の家を建ててくださる建主様を探し、少し時間はかかりましたが、住宅が建ち並びました。
 伝統的な骨組みを採用した特徴的な住宅が並んでいるのでこの一角は少し他とは違いますが、落ち着いたよい家並みになっていると思います。少々、手前味噌かもしれませんが。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
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