夏に引き渡しを行いました「差色の壁の家」D邸の外構工事を行っているのですが、
今回作り直したセットバック部分のコンクリートに小さな足跡で記念にぺたりと・・・・
お施主様のお子様の足跡が二つ仲良く並んでいます。
あまりわかりにくいところにあるので、知っている人しか知らないちょっとした秘密です。
今年は秋に雨が多かったせいで、外構の工事が少々伸びてしまっているのですが、
完成まで、もうしばらくお待ちくださいね。
記念の足跡
心を込めて削ります。
初めてのおつかいとサワラの床
日吉のh邸新築工事中です。
コンクリートのお化粧
バルコニー制作中
「エコ」ってなんでしょうか?
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3月の震災後、電力消費の制限や資源活用において無駄遣いをなくそう
という動きが大きくなってきています。
テレビ、マスコミの、電力消費のより少ないものへの買い替えを促すような
電力消費の少ない製品であることのアピール合戦のような報道には少々呆れますが、
本当に分かっている人なら、今盛んに報道され、助成金まで出されて後押しされている電気を使わなくてはならず、過大な設備に投資しなくては達成できない「エコ」というものには疑問をもたれるのではないでしょうか。
震災後価値観が変わったと言われますが、実はそれよりも前に住宅に関しては、上記の電力を使うこと前提の過大な設備を住宅に備え付けることに関して疑問をもった方が出始めていたのが事実だと思います。
今まで住宅では、高気密高断熱、オール電化等々流行りのキーワードのように性能に特徴を持たせた住宅が生まれてきました。でもその殆どが、設備ありきで何かの機械を回さないと、その性能を発揮できないのが事実だと思います。また、手を動かせばできることに電気のアシストがそんなに必要でしょうか?
それよりも、過大な設備にかける金額で、別の快適さを考えられる住まいづくりを選択できないかという考えがそこにあるのだと思います。
それに気づき、もっと自然の風をうまく取り入れたり、長い軒の出を確保して夏の日射に耐えたり、昔ながらの知恵に学ぶ姿勢で家づくりに取り組み、機械を回さず、エネルギーを極力使わず、本当に「エコ」を実践されている建て主様が弊社にも何人もおられます。
確かに、都市部の立地条件や気候上の問題で設備機器を取り入れることが良い場合もあるかもしれませんが、日本は北から南まで気候区分は様々です。流行りを追いかけるが如く、全てが画一的にひとつのやり方というのは果たしてどうなのでしょうか。
日本は唯一の被爆国でありながら、自分自身の手で放射能の被害を再度被ることになりました。
日本の経済を考えれば、電力供給上必要不可欠と判断されたのは事実と思いますが、原子力発電所がなぜ必要になったか、どうしてそこまで電力消費を考えなくてはならないのかを考えれば、子の代、孫の代を考えると、今流行りの「エコ」ではない別の考えも出てくるのではないでしょうか。
日吉に木の家の街並みを・・・
地元に木の家の街並みを作れたら・・・
なんて以前思ったことがあったのですが、
その間にいろいろありながらも、実はどうにか現在進行中です。
写真がその現場。左から、一番奥が神奈川県建築コンクール入賞の
「光庭の家」中央が神奈川県産材認証住宅のN邸、
そして現在建築中のD邸です。
全てが手刻みの特徴的な木構造をもった住宅になっています。
ちなみに今建築中の建物の内部はこんな感じ。
建築中なので少々くらいですが。。。。。
実は、「光庭の家」の家の建て主様より土地を売りたい旨のご相談を受け、
土地を二つに分けて建築条件付きで売りに出した土地です。
その時の条件は、よくある分譲地のように建売の住宅がいくつも並んでしまうのは
嫌だという事と、今の周辺の街並みを考えて、魅力を保って欲しいということ。
その条件をもとに当社で2年をかけて新たな建て主様との橋渡し役を致しました。
よくあることですが、今までよかった街並みが、切り売りのように分譲されて
街並みが変わってしまい、その街の魅力自体がなくなって、総体的に何も特色がない街に
なってしまう事例が多く、地域の間でそうした街並みの取り決めをしているところと、
そうでないところは、それが地価にまで影響しているのではないかと思われる場所も
あります。これからは土地活用も新時代で、これだけ宅地が余っている中で、
いかに魅力ある街並みを保てるかにより、資産の価格も変わるのではないでしょうか。
そんな気持ちもいたします。
D邸は7月末の引渡しに向けて、現場も頑張っています。
日吉薪ストーブ燃やし隊
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進行中の現場で使用するため、赤松の盤を入れたのですが、
切り落とした耳の部分が良い薪になりそうなので、
空いた時間に作ってしまいました。
ストーブの時期はそろそろ終わりなので来年用かな。
この寸法だと、キャンプ、もちつきの時のかまど用他、色々と使えそうです。ストーブで使用するには少々細めなので、焚きつけ用かな?
ちなみにストーブの近くにおいてみるとこんな感じです。
輪番停電等経験してみると思うのですが、便利な設備に頼り切るのではなく、夏の日差しを遮る軒の出を確保し、風通しの良い開口部の設置を行い、冬は薪ストーブの灯りで暖かく過ごす。。。。。
そんなライフスタイルの選択もアリと思います。
都市部の生活環境ではなかなか難しいと思われがちですが、
今の薪ストーブは排煙もクリーンで、デザインも結構優れた良いものが多いです。最近のストーブに関して先日ストーブ会社の人間と話したのですが、使用する薪も針葉樹、広葉樹構わず使っても効率が良く使用できるものが多いそうです。もっとも、ヨーロッパや北米等で本当に薪ストーブを必要としている地帯では針葉樹林の方が圧倒的に多いそうなのでそれも頷けます。弊社で施工した中でも、横浜、川崎の市街地の建て主さんで実践されている方も多いので興味のある方は是非ご検討の程、いかがでしょうか。