地元のお寺の老朽化した水回りの撤去工事を行いました。
増築されてここにあった洗面・トイレの水回りが蟻害が生じてしまい、
その改善のため別の場所に水回りを移設する前提で行った工事でしたが、
結果として元の本堂の形に近づける復旧工事のような工事となりました。
写真の施工後の新しい部分から施工箇所がよくわかるかもしれませんね。
まだ施工したばかりで眩しいくらいに光っている銅板もこれから色が
馴染み、さらに味わいを増してくると思います。
さて、屋根のこの部分ですが、
元々葺かれている銅板葺きの屋根には桟があり、下地となる木材にも
同じような加工を施す必要があります。
今回は元々の施工と形をあわせるため一本一本写真のように
削り出して丸く形を作りました。
うまく復元できたのではないかと思います。
お寺の改修(まるく削る)
2019年2月17日