現場に中塗り土の見本を塗りました。
右の灰色っぽいのは大直しの部分、真ん中のちょっと明るい色のものが
三重から持ってきた中塗り土。
そして、一番左端のが、地元日吉の土を使って塗った壁です。
探して粘土層の土が出ている山肌を所有しているお宅からいただいてきました。
横浜の土でも壁が塗れるんですよ〜!!
色も結構いい感じですね。
ただ、塗り壁として仕上げに使うには少し土の粘さが少なく、
触るとバサバサと落ちてしまうので、今回は採用は難しいかも。
やはり土は西のモノの方が良いようですね。
日吉の土の色
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
- 新築事例
ちりまわり
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
日吉のシェアハウスヨツバロッヂですが、左官屋さんがちりまわりを行っています。
この作業は、土壁と柱のチリの隙が開いてしまわないように行うのですが、
「土壁を塗っています」と言ってはいても、実は結構ここまで行っていない
土壁も多いのです。
今回このシェアハウスの現場では、板で隠れてしまう外部も大直しまで行い、
内部はちりまわりを行って、土壁は土壁として、耐力壁としても、防火上の壁としても
きちんと作用できるように施工しています。
本来手間がかかることだと思うのですが、そこは左官屋さんの人柄。
「本当はこれが本式。絶対落ちない強い土壁を作る。」という左官屋さんの
ポリシーの元、仕上げに向けて作業も進んでいます。
大直し作業中です。
荒床を施工中です。
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
- 新築事例
日吉一丁目シェアハウス(ヨツバロッヂ)取材記事です。
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
日吉一丁目に建築中のシェアハウスですが、
名称が決まりワークショップ時に取材を受けた記事が
職人が作る木の家ネットに公開されました。
木組みと土壁のシェアハウス入居者募集中!!
↑(ページにリンクしていますのでクリックしてください)
幸運のシンボル四ツ葉のクローバーのようなシェアハウス
ということで考えていたので、その名もズバリ「ヨツバロッジ」
募集の案内もリンクされていますのでそちらもご覧くださいね。
当社のホームページにもエントリーフォームのリンクがありますので、
そちらもご覧ください。
星野土建シェアハウスエントリーフォームリンク
ワークショップ(荒壁塗り)
ワークショップ(荒壁塗リ)を週末に日吉のシェアハウスの現場にて行いました。
おかげさまで、二週にわたって開催いたしました
えつりと土壁のワークショップが終了いたしました。
子どもから大人まで皆様楽しんでおられたように思うのですが、
いかがでしたでしょうか。楽しい時間をお過ごしいただけましたでしょうか。
個人的には、現場で笑い声が多く聞けたこと、みなさん笑顔で楽しんで
いただいていたことが何よりだったと思います。
ワークショップ(荒壁塗り)の写真です。
まずは寝かせておいた土にわらを混ぜて土を作ります。
次に左官屋さんからレクチャーを受け、いよいよ作業開始です。
作業中の風景です。
またこのようなイベントをいつか開催できればと思っております。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
シェアハウス上棟です。
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
- 新築事例
稲わらと竹を準備しました。
- カテゴリー:
- 土壁と木組みのシェアハウス「ヨツバロッヂ」
- 日記
- 新築事例
先月末に稲わらを集め、竹を割り、これからの仕事の準備をしています。
といっても建築の仕事にわらと竹がどう必要なの?
と思われる方もおられるかもしれませんが…。
稲わらも、竹も建物の土壁を作るのに用います。
富士山が見える天気の良い日に稲わら採集しました。
竹割り中の私です。
稲わらも竹も元々は農耕民族であった
私たち日本人にとっては、すごく身近なものだったのではないでしょうか。
都市部のコンクリートジャングルに暮らし、夜の12時を回っても明るい街を歩き、
ネットやマスコミの情報からは「エコ」や「スマート」と名のついた商品を
買わないとできない「エコ」(個人的にはエコノミーのエコと思います。)
の情報ばかりを教えられていると、なかなか気づけないのかもしれません。
今身の回りにあるものでも、いらないものも実はあるのかもしれません。
原発の事故後、エネルギーに関して、今いろいろなことが求められていますが、
身の回りにあるものをうまく使い、エコロジーな生活をしていくという選択
もあってよいのではないかと思います。
木や竹や土、稲わら、カヤ・・・古来日本人は身の回りの物をうまく使って
建物を建て、その中で暮らしていました。それらは最悪捨ててしまっても
環境を阻害することはないでしょう。
上に書いた「エコ」なものを買っても、最終的にはゴミになる可能性があります。
今先進国の出したごみが、途上国の環境を脅かしているようです。
もう少し広い視野でみると、本当の意味での「エコ」が見えてくる気がいたします。
稲わらを集め、竹を割っていると自然とそんなことを考えてしまいます。
s邸現場も着々と進んでいます。
- カテゴリー:
- s邸(木造在来軸組み住宅)
- 日記
- 新築事例