軽井沢の山荘もいよいよ現場での木工事が始まりました。
土台敷きを行い、いよいよ上棟開始です。
基礎に関して先日の書き込みで触れましたが、床の作り方にも
寒冷地特有の凍上現象を避けるため一工夫しているのですが、
実はこれ、以前に、長期優良住宅用に床下の計画案として
考えていたのをアレンジして計画したもの。
その紹介はまた別の機会に・・・・。
軽井沢の山荘もいよいよ現場での木工事が始まりました。
土台敷きを行い、いよいよ上棟開始です。
基礎に関して先日の書き込みで触れましたが、床の作り方にも
寒冷地特有の凍上現象を避けるため一工夫しているのですが、
実はこれ、以前に、長期優良住宅用に床下の計画案として
考えていたのをアレンジして計画したもの。
その紹介はまた別の機会に・・・・。
もうすぐ建てて一年になるお施主様のお宅に伺いました。
庭には立派な畑が出来ていました。
やはり木の家には畑が似合う??
地元の緑道のボランティアも始められたそうで、チョウを呼ぶための人参の苗がたくさんプランターに植えられていました。
やはり木の家には緑が似合いますね。
先日このブログでも紹介しました古材の梁ですが、
ただいま建築中の山荘の材料として使用することにした
一部の材をただいま加工中です。
さてさてどんな仕上がりになるでしょうか。
上棟のときが楽しみです。
ちょっとした運命だと思うのですが、縁あって私たちの会社に来た
古材の梁たちです。千葉の銚子の信濃屋さんという
海産物を扱っていた旧家の梁だったそうです。
こうした古材は、繁栄している家の物でないと忌み嫌われるので、
シッカリした出所の物でないといけません。
とは譲ってくださった銘木屋さんの言葉。
ただ今刻んでいる建物にも一部使うので、材を選ぶためにに広げてみました。
これを使ってお店とか、自宅とか建ててみるのはどうでしょうか?
早い者勝ちですよ〜!!星野土建がお手伝い致します。
この材などは柱に使っても面白そうですね。
梁の刻みの風景です。
墨付けの作業から進んで材を加工する工程です。
手刻みで材を刻んでいるところも少ないかもしれませんね。
連休後まではこんな感じの作業を行っておりますので、
木の家を建てたい方、興味がある方、是非当社までお問い合わせください。
見学できるかもしれませんよ!!
年明けから改修工事を行うため、大正末期から昭和初期に建てられた
地元の建物の調査を行いました。
何度か改築が繰り返されていて、変更されている箇所も多いのですが、
梁組みは今の建物と違って、独特の雰囲気があります。
残っている土壁も、よくある戦後の簡略化された土壁と違い
丁寧に施工されています。
工事は大々的なものではないですが、この家をお子さんやお孫さんが
住み繋ぐ良きお手伝いが出来ればと思っております。
工務店としての星野土建の仕事は何かといえば、
建てることも大事ですが、建てた家を直す技術を持っておくことが大事なのも事実。
今の世の中、ほとんどの新築住宅がプレカットや省力化された構法の中で家が建っていますが、
同時にその省力化の元で建てる技術はおろか、直す技術も捨てられようとしています。
手刻みの技術とか、伝統的なものというと、何か特別なものの雰囲気も漂いますが、
今、街中に普通に建っている木造の軸組の住宅を直し維持していくにも
そうした技術は不可欠です。特に無垢の木を多用した家を作る場合には
これは避けては通れません。最近流行に乗っているのか、無垢の木や
天然素材を扱っていると謳う会社が増えましたが、
その反面、そうした作る技術的なことは、おざなりにされてるものも見られます。
私たちが手刻みの仕事にこだわり、刻み場を維持し、手刻みを活かせる伝統的な架構
を用いた建物を建てていたりするのは、そうした技術を次の代に繫げていくのも理由の一つ。
せっかく建てた大好きな木の家を、永く住み繋いでいただける
環境を持って仕事していくことが、私たちのやっていくべきことの一つでもあります。
伝統的な日本の住宅や、軸組構法の住宅は、直せる技術が残っていれば、
例え建てた人間が亡くなり代が変わった50年後でも直すことができます。
ただ、最近良くある、〇〇メーカー独自の技術で・・・とか
パネルの特殊なものを使用した住宅などはそれが難しいかもしれませんね。
近年、天然指向のブームもあってか、木の建物に憧れる方も増えてきました。
ただ、木の家は必ずメンテナンスが必要になります。
木の家を建て、直し、維持していく技術を持ち、その環境を維持していくこと。
当たり前のことなのかもしれませんが、それを地道に行っていくのが、
当社星野土建のような、工務店の仕事と思っております。