作成してから少し経ってしまいましたが、
取り付けてその後の経過もよさそうなので紹介します。
木組の格子壁による耐震壁の製作事例です。
今回は杉の芯去の柾目材を用いて制作いたしました。
入母屋の住宅の耐震改修(製作金物による梁補強)
2022年8月1日
入母屋の耐震改修工事、主要な部分がほぼ終わりつつあるのですが、
行った一部の工事を紹介いたします。
まずは今回は梁補強。
実際に建っている建物の鉛直荷重への対応のため
梁材の補強をおこなっている工事の様子です。
建物を壊さず、しかも二階の床組みをそのままで工事を進めなくてはならないので、
梁の補強計画にも頭を捻りますが、今回は2つに分かれたあご掛けの金物を作成し、
それにかける形で梁を持ち上げて補強工事を行いました。
金物は制作にあたりなるべく溶接による欠損の少ない形状として
構造設計事務所に提案いたしました。
無いものを一から考えるのは難しい作業ですが、現場で話し合い
施工と設計一緒になって進められるとまた可能性が広がります。
現場でのそうした関係を大事にしていると、良い雰囲気で現場が進んでいく。
そこは大事にしたいといつも思っています。
神奈川県産材でダブルフレーム補強(横浜市版)
2011年1月21日
- カテゴリー:
- 日記
この写真は何かというと、外周壁のダブルフレーム工事を行っている写真です。
横浜市の木造住宅耐震改修促進事業を利用した改修工事なのですが、
これは開口部外周の横浜市版の補強工事を行っています。
使用している材料は神奈川県産材の檜。
地元の材で横浜市版の補強工事を行っています。