新着情報

青の現場(大規模改修)

2023年2月17日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

 今月から大規模なリノベーションをおこなっている現場です。
まずは解体工事から入りますが、躯体を雨で濡らさぬよう、
外壁はぐるりとブルーシートで覆います。
中に入ると、まるで青の洞窟ならぬ青の現場。
築年数はかなり経過した物件ですが、養生をしっかりと行い
リノベーションで現代的に生まれ変わる予定です。

木組みの格子壁による耐震壁事例

カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

以前紹介した木組みの耐震壁の完成写真です。
耐震壁なので少しゴツさもありますが、天井の高い和室の
雰囲気を損なわないものになっていると思います。

祝い酒 銘酒 職人の遊び心

2023年1月31日
カテゴリー:
日記

 建具屋さんの作業場に相談で出かけたら、「星野さん、ちょっと渡したいものがある。」
と呼び止められて、いただきました。「職人の遊び心!!」銘酒です。
お正月にお祝いで作ったのだそうで、うちの会社で建てた住宅の上棟の時の写真
を使ってラベルを制作されたんだそうです。
「どうやって矢を刺したかわかる?考えてみて!」と満面の笑みで渡されました。
すごく嬉しいですよね!!!こちらも満面の笑みになります。すごく気持ちが伝わってきます。
建具屋さん、作りながらわくわくして作業していたんだろうなあとか、
手間かかったと思うけど、好きなんだろうなあとか、
このお酒を見ながらいろいろなことが頭に巡って来るんですよね。

本当に嬉しいです!!!ありがとうございます。
明日から2月ですが、今年も良い年になりそうです。

網戸付き玄関建具改修事例

2022年10月9日

古くなってしまった玄関戸と木枠を作り直して欲しいと依頼を受けて行った工事です。
元々ついていた木枠の下部に腐食が見られたため、枠から全て作り替えました。
北側の玄関なのでその場所の明るさを確保した上で、夏場に風を通す目的から網戸を取り付けられる形としました。

格子壁とヒノキの床板

2022年8月8日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

前回紹介した格子壁、和室の開口部の一部に設置しているのですが
今の状況はこのような感じです。
まだ仕上げの工程など残っているので、
これで全て終了というわけではないのですが
良い雰囲気になっているのでは無いでしょうか。


できた後に見ると順調に工事できているように見えますが、
実はかなり格子壁と上部の構造耐力壁の納まりに現場で苦心しました。
まだ最終形はこれからですが、うまく納まったのではないかと思います。

格子壁の耐震壁

カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

作成してから少し経ってしまいましたが、
取り付けてその後の経過もよさそうなので紹介します。
木組の格子壁による耐震壁の製作事例です。
今回は杉の芯去の柾目材を用いて制作いたしました。


 加工は大工さんも気合が入ります。
出来上がってみるとこれは非常に良い感じなのですが、次回また紹介いたします。

入母屋の住宅の耐震改修(製作金物による梁補強)

2022年8月1日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

 入母屋の耐震改修工事、主要な部分がほぼ終わりつつあるのですが、
行った一部の工事を紹介いたします。

 まずは今回は梁補強。
実際に建っている建物の鉛直荷重への対応のため
梁材の補強をおこなっている工事の様子です。

建物を壊さず、しかも二階の床組みをそのままで工事を進めなくてはならないので、
梁の補強計画にも頭を捻りますが、今回は2つに分かれたあご掛けの金物を作成し、
それにかける形で梁を持ち上げて補強工事を行いました。
金物は制作にあたりなるべく溶接による欠損の少ない形状として
構造設計事務所に提案いたしました。

 無いものを一から考えるのは難しい作業ですが、現場で話し合い
施工と設計一緒になって進められるとまた可能性が広がります。
現場でのそうした関係を大事にしていると、良い雰囲気で現場が進んでいく。
そこは大事にしたいといつも思っています。

ヒノキと杉の造作材たち

2021年11月12日
カテゴリー:
日記
未分類

 ただいま加工中の杉とヒノキの造作材。
マンション内のリノベーション工事の枠材の加工を行っていますが、
今回の材は埼玉と奈良から届きました。キレイですよね。
以前に枠の見付けの部分に年輪が何本以上あること、などと指定をいただいて材を選んで
加工したことがありますが、造作材として、やはりあまり年輪の間隔が広く開いているものは
見た目にもどうかと思いますし、少しでも気をつけておきたいもの。
あまり使われることが多くなくなってしまい、化粧の材料が年々少なくなりつつある現代ですが、
その中で少しでもこうした部分に気を配って施工できればと思っています。

高田西5丁目5880万/上質な中古住宅物件です。

2021年7月31日
カテゴリー:
売買物件・不動産
日記

 中古住宅のご紹介です。
弊社での設計施工の住宅ではございませんが、
お客様からの特命のご依頼で弊社で売却のお手伝いをすることになりました。
建物は2002年築の物件で19年ほどが経過しておりますが、
非常に手入れの行き届いた住宅です。フローリングの箇所は床暖房設置箇所以外は
無垢材が多く使用され、枠材はピーラーの無垢材です。
2階の洋室は2部屋絨毯敷き込みの床になっているほか、内装材のグレードも良いものが使われています。

また、玄関や階段の段差が一般の住宅に比べて
低いものになっており、高齢者向けの配慮もされている住宅です。
いろいろな使用方法、家族形態に合う住宅だと思います。
リフォーム等の相談もできます。
ご興味ある方は、株式会社星野土建までご連絡ください。

クイズ なぜ深基礎?

2021年7月28日

 改修中の築35年の共同住宅の床下です。深基礎なので床下の空間の高さが高いですね。
それでは唐突ですが、ここでクイズです。この建物の床は、なぜ深基礎なのでしょうか?
ヒントは敷地の横に用水路がある事でしょうか。考えてみてください。

・周りに水が出やすいので建物の基礎を高くした。
・用水路沿いの傾斜地の建物なので、基礎を深基礎として敷地の不陸に対応した。
ある程度知識のある方だと、おそらくこの辺の答えが想定できるのではないかと思います。

それでは答え合わせをしますね。
 この建物の建っている敷地は周りの敷地より60㎝〜80㎝ほど土が盛られています。
理由は、大雨の時に用水路が氾濫し、水の出やすい場所であるため。
その対策として敷地の高さが上げられました。
 ただし、盛り土の上にそのまま建物を建てれば、建物は不同沈下を起こします。
最近は地盤改良を行い建物を建ててしまうことも多く見られますが、この建物の計画では
沈下に備え、元の地盤の高さに基礎を作り、後から盛り土の地盤を作って対応しました。
ですので深基礎になっているのです。
 単純に建物の基礎だけを上げてしまうことをしなかったのは、外から室内に入るときの玄関の段差と
庭を使えるようにするために地盤面と床面の高さに配慮したのだと思います。
 写真を見て気づいた方もおられるかもしれませんが、
それに加えて、水の出やすい比較的地盤が悪い敷地への対策としてベタ基礎で施工されています。

 今の目で見ると少しアラも見える部分もありますが、何を隠そうこの建物はその昔に弊社で施工したもの。
35年前に共同住宅の施工でこれだけ真面目に色々考えていたのは素晴らしいし、誇れることだと思います。
今もその考えを引き継ぎ、その延長で考えを進めて建物を建てていますが、
昔の仕事からそれを発見できるのは、とても幸せなことですね。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
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