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朝のひと時の話

2012年10月24日


朝のひと時、図板を見ながら打ち合わせを行う大工さん2人です。
手刻みのため、細かな打ち合わせ、確認が必要なのでやはり真剣ですね。
私も設計・監理の立場からこうした場に加わりますが、そしてこうした話の中から自然と良い考えが生まれたりします。
現場では大工以外にも左官、設備、板金、塗装など様々な職人が仕事をしますが、
そこに何人か人が集まり話し合えれば、一人で考えるよりさらに
良いアイデアや考えが自然と生まれます。
そんな時にはとってつけたようなくだらない話は不思議と出ないんですよね。
出ても皆聞きませんし・・・・。
会社としてはそうした場が自然に生まれる環境を現場に作ることを大事に
仕事をしていこうと思っています。

第一陣の材が来ました。

土壁のシェアハウス用の材料の一部を
先週末に静岡より弊社の作業場に搬入いたしました。
これから後の作業は弊社の作業場で行います。

材の刻みの風景です。

2012年10月6日

今回一緒に建てる大工の北山さんと、うちの社員の上岡谷の二人で刻んでいます
シェアハウスの刻みの作業も順調のようです。刻みというのは、平たく言えば、
建物を建てるために材料を加工すること。今はプレカットが台頭しているので、
大工さんが手で刻むことも少なくなりましたが、木部のほとんどが露しとなる木組みの
建物では、材の選定と刻みは非常に重要です。
どこにどの材を使い、その材の特性に従い加工する。
そうしたことを柔軟に行うのが、プレカットでは難しいからです。
これから来月の上棟に向けて、木と向かい合い地道な作業が進みますが、
私は家を建てる人には、この刻む作業の時の大工さんの姿を絶対に見てほしいと思います。

夏休みの工作(軸組模型)

2012年8月25日

先週いただきました夏休みの間、出かけた先の高原の風に吹かれながら
制作いたしました軸組模型です。
と書くとカッコ良く聞こえるのですが、時間に追われ
出かけた先まで持ち込んで制作した軸組模型です。
ただ、いつもと仕事の環境が違うせいか、
楽しんで制作に打ち込めました。
今建築中のシェアハウスのものなのですが、
来週は図面と模型をベースにいよいよ
刻みが始まるこの建物の打ち合わせです。

S邸上棟いたしました。

お盆休み明けの週、まだ残暑厳しい折でしたが、上棟いたしました。
今回のこの建物は、一般的な在来工法による木造住宅です。
ただし躯体に用いた材料は埼玉の西川材です。
当社で新築というと、ホームページに多くアップしている伝統的な木組みを活用した家
を想像される方も多いかもしれませんが、近県産の国産材を使用した
在来工法の住宅も建てております。
工事中の現場風景含めて、またいろいろとご紹介できればと思います。

土を搬入しました。

2012年8月4日

先日作成いたしました、土の置場に土壁用の土を搬入いたしました。
今回使用するのは多治見から取り寄せました土と、三重県から運んできた
低農薬の稲わらです。現場で手や足を使い撹拌してしばらく寝かして熟成を待ちます。


現場にて撮影した、私と左官屋さんの写真です。
 今回の建物のテーマは、癒しを感じられる、つながりのある住まいです。
シェアハウスとして計画していますが、都市部の住宅地でありながら、
どんなに疲れて帰ってきても癒される、木と土壁の空間を提供し、
他の住人や、近隣の住人、人と人とのつながりを感じられる、
ヒューマンスケールの暮らしを実践できる家にしたいと思っています。
 今回は仕事でもつながりを考えて、弊社と、大工の北山さん、左官の小山さん他
木の家づくりを発信している仲間とのコラボレートという形で仕事を進めています。
木の家づくりの仕事は、かなり絶滅危惧種のようになってしまいましたが、
画一的な大量生産の製品と違い、今でも地方性が色濃く残っている部分があります。
都市部ではなかなかできない仕事も、郊外や地方では当たり前だったり、
都市部には都市部の、郊外には郊外の仕事のやり方があるように思います。
コラボレートすることで、職人がお互いに学ぶことも多いだろうし、
また、そこから新たな取り組みの発信もここから行えるのではないかと思っています。
この現場の件は、取り組みや考え方を含め、これから色々と紹介できればと思います。

土の置場作りをしていよいよ現場が始まります。

2012年7月25日


昨日は地鎮祭を行い、そのあと土壁の土を寝かせておくためのストック場を作りました。
この敷地に建つ建物は、木組みの架構に土壁を組み合わせた建物
なのですが、シェアハウスとして建築いたします。
建築地は横浜市港北区日吉の駅から徒歩8分程度です。
詳細は順次アップできればと思いますのでしばらくお待ちください。

S邸スタートです。

2012年7月7日
カテゴリー:
日記
新築事例

 梅雨の合間に地鎮祭を行い、いよいよ工事がスタートです。
今回の住宅は在来工法の建物なので、あらわしの木組みの建物とは違った感じになると思いますが、
完成までの工程のなかで、いくつか写真をアップしていければと思います。

お宅訪問

2012年2月9日
カテゴリー:
日記
新築事例


以前紹介しました、父と娘二人三脚で建てた家(ハ邸)にお邪魔してきました。
この家も、家具が入って、生活の場としていよいよ本領発揮ですね。
いつも思うのですが、引き渡した家にそこに住む家族の家具やいろいろな持ち物が入り、
生活が始まると、どんどん家がその家族に染まりなじんでいく気がいたします。
家も家族の一員になるのですね。
 建築を設計し、建てる仕事を目指すと、ついデザインという言葉のもとに、
目先のきらびやかさや斬新さを求めてしまう風潮を多く感じるのですが、
35歳を過ぎて、自分も子供を育て、家族を養うようになったからでしょうか。
住まい手家族に染まっていける、また違ったカタチの住まいづくりを求めていきたいと
しみじみと思う今日この頃です。

完成!!二人三脚で建てた木の家です。

2012年1月13日

昨年末に完成いたしました、ハ邸です。私の妹夫婦のための家で、
父が娘のために建てるということで、今回の建物は父(社長)が担当し、
息子の私は時々サブでお手伝いいたしました。
父娘二人三脚で建てた家です。
これから外構はゆっくり!?楽しみながら仕上げるようですが、
住まいづくりを楽しめるのは良いですね。




横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
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