軽井沢で、心地良いそよ風のもと、上棟を行いました。
何年か前に御自邸を建てさせていただきました建て主さんの別荘であるこの建物。
従前40年ほど経過した建物が建っていたほぼ同じ場所に今回建築を致しました。
別荘というと華やかだったり、リッチなイメージを思い浮かべがちで、
非日常とか、デザイン的にも尖った物が注目されがちですが、
家族で使用してみると、そこでは何物にも代え難い思い出が
いくつも生まれてくるような稀な感覚を持った建物が別荘だと思います。
これは不思議ですが、普通にいつも住んでいる住宅
よりもその思い出は強いんですよね。
この建物も、建て主様ご家族のために良き思い出造りの
場となってくれるように、気持ちを込めて
これから工事を進めていきたいと思います。
軽井沢の山荘上棟致しました。
古材を使います。
先日このブログでも紹介しました古材の梁ですが、
ただいま建築中の山荘の材料として使用することにした
一部の材をただいま加工中です。
さてさてどんな仕上がりになるでしょうか。
上棟のときが楽しみです。
材料が搬入されました。
作業場に埼玉から材が搬入されました。
軽井沢に建てる平屋建ての別荘用の材です。
うちがいつも材をあらわして使用していることを知っている
製材所なので、配慮してくださったのか、良い材が納入されました。
これはそうした関係を築いていないと難しいことなのかもしれませんが、
材を頑張って入れてくれると、刻んで建てるこちらも
なんだか「よし、やったるぞ〜」と張り切ってしまうんですね。
気持ちを込めて山から送られて来た材、これからお施主様に
その気持ちをどう繋げていくのか、
これからまた一軒の住まい造りが始まります。
新建ハウジング見ました!!
収益マイホーム
先日、資産活用や会計のセミナーを行っている方のお話を伺う機会がありました。
その中でやはり、最近注目度の高い、収益マイホームのお話もされておられました。
ここ最近、自宅を自分の住むものとしてだけでなく、
その一部を人に貸して収益を上げ、居住者のキャッシュフロー
を良くする試みを謳っている住宅も、ちらほらと見かけるようになってきました。
ローンへの対策や、自宅購入の資金繰りを考えると魅力的な話なのかもしれませんが、
これは決して新しい試みの話ではなく、昔は自宅で下宿を営んでいる方も
結構おられましたね。
写真は私が自分の家業の弊社に戻ってきて、初めて設計・施工で建築した住宅です。
もう14年ほど前に建てた住宅ですが、見事に収益マイホームですよね。
1階に貸し室が2部屋あり、建築基準法上は長屋という扱いになります。
当時、郊外のワンルーム等、立地の悪いものから不動産賃貸の方式が崩れ始めていた
時期でもあったので、貸室部分も他とは差別化できるよう、プランも検討し、
なんと土間を持ったワンルームになっています。
建て主さんがご近所なこともあり、時々お会いしてお話しする機会も多いのですが、
その変わったプランニングのおかげか、はてまた立地のおかげなのか、
貸室の空室率はかなり低いようです。
自分の住む住宅を「資産」として考えた場合には、自分の住む自宅に
収益性を考えるのも一つの手と思います。それなりのリスクもありますが、
これはこれでこれからまた増えてくる住宅の形なのかもしれませんね。
コンクリートも木の感じに。
横浜市省エネ住宅リフォーム相談会に参加しました。
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階段がキレイ!!
先日引き渡しを致しました現場の階段です。
なんてこと無い写真のようですが、
この階段に光が当たって板に浮き上がってくる
陰影が私は結構好きです。
なんて書きましたが、結構マニアックですかね???
建物で階段を美しくデザインし、
まるで芸術のようなキレイな階段って結構ありますが、
デザインありきでなくて、普通の階段でも、
素材が無垢の板だと、木地の感じもあって、
この陰影が本当にいい感じなんです。
これが見れるのは、こういう階段をつくった方の
特権なのかもしれませんね。
この写真の階段材はヒノキですが、毎日足の裏
に心地よい木の感触を得て、視覚的にも楽しませてくれる。
そんな階段が私は好きです。