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「勘」を検証

2015年2月13日
カテゴリー:
日記

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 何年か仕事をしていると、自然と勘が身ににつくものと思います。
当てずっぽうのものではなく、例えば、建物の設計・施工をしていても、
基礎や構造の部材であれば、だいたいこれくらいあれば大丈夫なのでは???と思う、
いわば経験から出てくる成果とでも言いましょうか、
そうした「勘」のようなものです。
 ただ、この「勘」本当に正しいのかどうかは、やはり検証が必要な訳で、
設計をしながら、時々手計算で、そうした勘の検証を行います。
これは現在計画中の布基礎のもの。
検算を再度これから行わなくてはならないのですが、
どうやら私の「勘」は合っていたようです。

 例えば、基礎であれば、「うちのはベタ基礎だから強い!!」
なんて、営業や設計や、工務店の社長さんに言われた方、多いかもしれませんが、
基礎形態は地盤や建物、敷地、基礎に求められる条件によって変えるものですし、
布基礎だから決して弱い訳ではありません。杭や地盤改良も
むやみやたらに必要なものではないんですよね。
基礎は条件によって変えて設計が必要なものなんです。

工務店の「勘」は以外と奥が深いんですよ。

2015年も良い年に

2015年1月12日
カテゴリー:
日記

新年が明けてから、ブログの更新が遅れておりました。
皆様良い年始をお迎えのことと思います。
さて、年末に某業界紙から依頼を受け、
次世代経営者のアンケートに答えました。
次世代経営者などと言われると、
なんだか恥ずかしい限りですが、
2015年の目標その他を聞かれて、
あくまで、次期リーダー、経営者として
置かれている環境の中で、仕事に対して
目標や取り組みをどう考えているのかを
応えておきました。
先方から期待されている答えとは、
少々ずれもあるかもしれませんが、
私なりの、工務店の仕事への考え方です。
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今年も自分たちらしく、粛々と
仕事で応える星野土建でありたいと思っております。
本年も星野土建をよろしくお願い致します。

神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。

2014年12月26日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

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神奈川県の邸園(歴史的建造物)保全活用推進員養成講座を修了しました。
これは神奈川県が行っている取り組みの一つで、
民間等による邸園や歴史的建造物の保全活用の取り組みの支援を目指した、
邸園等の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進する専門家
「邸園(歴史的建造物)保全活用推進員(ヘリテージマネージャー)」の養成講座です。
ヘリテージマネージャーには、邸園や歴史的建造物の保全活用への助言や創造的活用を核とした地域づくりを推進することが期待されています。                    
 1年間のうち、ほぼ半年分の土曜日に講習があるハードな養成講座ですが、
多忙時にどうしても受講できない講義もあって、全講義の受講に
足掛け2年掛ってしまいましたが、この度すべての講座を修了致しました。         
 改修工事では、内装や水廻りの簡単なリフォームから、
柱梁の状態にして全改修を行うがらんどうリフォームまで、
様々なご要望にお応えし、仕事を行っておりますが、
築20年、30年と行った比較的新しい建物に加えて、
築50年、80年経った住宅の改修をご相談いただくケースも
増えて参りました。歴史的建造物というかたちでなくても、そうした年月を経て
残っている建物の中には、所有されている方の思いがたくさん詰まった住宅が多いです。
その思いに対して、ご相談を受ければ何かお役に立てるよう
さらに日々知識の研鑽に勤められればと思っております。

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年末年始のお知らせ

カテゴリー:
日記

星野土建新年お知らせA2 2015

 師走に入り、あっという間にもう暮れも押し迫ってまいりました。クリスマスも過ぎて、街もいよいよ年越しモード一色ですね。今年一年振り返ると、良いこと嫌なこと色々とありましたが、新しい年が明るい良い年であるよう祈るばかりです。
 弊社では2014年12月30日より、2015年1月7日まで年末年始休業とさせていただきます。1月8日より平常営業致します。
本年も御愛顧ありがとうございました。2015年もよろしくお願いいたします。

工務店の仕事〜手刻みについて考える〜

2014年12月10日

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 年明けから改修工事を行うため、大正末期から昭和初期に建てられた
地元の建物の調査を行いました。
何度か改築が繰り返されていて、変更されている箇所も多いのですが、
梁組みは今の建物と違って、独特の雰囲気があります。
残っている土壁も、よくある戦後の簡略化された土壁と違い
丁寧に施工されています。
工事は大々的なものではないですが、この家をお子さんやお孫さんが
住み繋ぐ良きお手伝いが出来ればと思っております。
 
 工務店としての星野土建の仕事は何かといえば、
建てることも大事ですが、建てた家を直す技術を持っておくことが大事なのも事実。
今の世の中、ほとんどの新築住宅がプレカットや省力化された構法の中で家が建っていますが、
同時にその省力化の元で建てる技術はおろか、直す技術も捨てられようとしています。
手刻みの技術とか、伝統的なものというと、何か特別なものの雰囲気も漂いますが、
今、街中に普通に建っている木造の軸組の住宅を直し維持していくにも
そうした技術は不可欠です。特に無垢の木を多用した家を作る場合には
これは避けては通れません。最近流行に乗っているのか、無垢の木や
天然素材を扱っていると謳う会社が増えましたが、
その反面、そうした作る技術的なことは、おざなりにされてるものも見られます。

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私たちが手刻みの仕事にこだわり、刻み場を維持し、手刻みを活かせる伝統的な架構
を用いた建物を建てていたりするのは、そうした技術を次の代に繫げていくのも理由の一つ。
せっかく建てた大好きな木の家を、永く住み繋いでいただける
環境を持って仕事していくことが、私たちのやっていくべきことの一つでもあります。

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伝統的な日本の住宅や、軸組構法の住宅は、直せる技術が残っていれば、
例え建てた人間が亡くなり代が変わった50年後でも直すことができます。
ただ、最近良くある、〇〇メーカー独自の技術で・・・とか
パネルの特殊なものを使用した住宅などはそれが難しいかもしれませんね。

近年、天然指向のブームもあってか、木の建物に憧れる方も増えてきました。
ただ、木の家は必ずメンテナンスが必要になります。
木の家を建て、直し、維持していく技術を持ち、その環境を維持していくこと。
当たり前のことなのかもしれませんが、それを地道に行っていくのが、
当社星野土建のような、工務店の仕事と思っております。

庭充実です。

2014年11月11日

ヨツバロッヂの庭をあれこれ計画中・・・・
なんて先日のかき込みに書きましたが、
色々とあって後回しになってしまっていた
ヨツバロッヂの庭に緑が増えました。
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実は施工途中に天気が悪くなってしまい、
どうしたものかと思いながらの施工でしたが、
色々と四苦八苦しながら頑張りました。
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実はこれが第一弾で、さらにもう少し
計画があるのですが、徐々に行っていくつもりです。
来年の春、花咲くヨツバロッジの庭が楽しみです。

柿と柚子

2014年11月10日
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日記

収穫の秋、実りの秋と言いますが、そんな言葉が
ふさわしい季節になってきました。
この時期になると、頂いたり、お裾分けしたり
ご近所の輪の中で物が行き交う楽しい時期になります。
週末にお施主様から柿を頂戴致しましたが、
良い形のこの柿たちはお施主様の庭の木で育ったもの。
早速頂きましたが、その甘くてとても美味しいことに
ビックリ!!しばし秋を堪能させていただきました。
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一寸早いけど、庭の手入れのために実をとらなくてはならずに収穫した、
うちのシェアハウスの庭の柚子は、早速ご近所の方の柚子好きな
方にお裾分け。未だ少し早いので香りは少ないけど、
これはこれで使い道があるのだそう。
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たいしたことではないことなのかもしれませんが、都市部に住んでいると、
こうした近所のやり取りも少なくなってきてしまった気も致します。
物のやり取りだけでなく、支え合うこと、繋がること等々、
別に田舎や里山でなくても、畑がなくても、
都市部でも、こうした持ちつ持たれつの繋がる暮らしは出来るものだと思います。
建物や整った環境に頼る前に、自らそうした回りの環境に
目を向けてみるのも、豊かな生活への第一歩なのかもしれませんね。

掘りごたつ

2014年11月7日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

新築のみならず、リフォームや改修を行う時に、
「住み慣れた家だけど、ここをこんな風に変えたら楽しいかも!!」
なんて思いは必ず皆さんありますよね。
このお宅では改修に伴い、手持ちのコタツを活かして
掘りごたつのある居間をつくりました。
ヒノキの木地と琉球畳のシンプルな感じが映えます。
木で作った浴槽のようですが、ここに手持ちのコタツ
を据えると完成です。
窓から見える緑を眺めながらのんびりと・・・・。
そんな一日を過ごすのが、楽しそうな居間になりました。
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カマキリ

カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

改修工事の施工の完了した住宅の外壁を見に行ったら、
「あれ?何かが壁についている・・・・。」
よく見てみたら、カマキリさんでした。
秋も深まってきましたが、未だ元気なのですね。
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持ちつ持たれつ

2014年11月5日
カテゴリー:
日記

少し前に、地元の幼稚園に餅つきと、芋掘りのイベント用に
残材や端材を提供させて頂きました。
実は親子共々、この幼稚園に通ったのですが、
それを話すと皆さんに驚かれます。
よくある、地元なので強制的にそうなってしまっている
という関係ではなく、いくつもある選択肢の中から
結果的に長いお付き合いになっているので、上手く言えませんが、
やはり自分で何か感じてそうしたところがあるのかもしれません。
卒園生として、また通った子供の姿を見ていた親として
子供が笑ってくれるイベントのお手伝いになればと
思いながら、今日も地元で持ちつ持たれつ。
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横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
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