新着情報

30年経って改修です。

2014年7月18日
カテゴリー:
日記

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ただいま、30年前に弊社で建築致しました住宅の
増改築・耐震改修工事を行っております。
30年という年月が経ったあとで、さらにその家を生かし
住み繋いでいただくことのお手伝いをさせていただけることは
とても幸せなことです。

日本の家の平均的な寿命は30年くらいと言われて久しいですが、
30年経った家はそんなに駄目なものでしょうか?
答えはNOです。
建てた当時きちんと建てていた建物であれば、手を加えて、
また30年、50年と住み繋いでいくことが可能です。
日本各地に残っている築100年とか200年の古民家も
そうして住み繋いでこられたものうち、残ってきたものです。

家が10軒あれば、そこには10通りの家族の形があります。
その家で育まれた思い出や、記憶もあると思います。
建て替えや住み繋ぐことを考えるときに、
そんなことも少し思い浮かべてみてください。

何か家族の思いがそこには必ずあるはずです。
そんなことを大事にしつつ、住宅の仕事に携わって
いければと思っております。

バーガーパーティー

2014年7月14日

シェアハウス・ヨツバロッヂのホームパーティーを開催致しました。
今回はバーガーパーティ!!
文字通りハンバーガーを作って楽しむのですが、トッピングに個性が出ます。
ある人はダブルチーズだったり、またある人はオニオンやトマト
アボカドたっぷりのバーガーだったり・・・・
つくり始めた時はオーブンの加減が微妙で皆でワー、キャーと言いながら、
食べだしたら、美味しいハンバーグパテの味に舌鼓。
庭で育てたバジルやちょっと苦かったルッコラ、
サイドのベジタブルカレーもおいしかったです。
本当に楽しいパーティーでした。
ヨツバロッヂの皆も仲良く、居心地良さに
ついつい長居してしまいました、
隣家のビワの木の実を清掃したりしたのがきっかけで
ご近所の方とも仲良くなったそうで、コミュニティーが
徐々に広がりつつあるヨツバロッヂです。
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煉瓦の外構

2014年7月11日
カテゴリー:
代官町の家
日記

煉瓦を使ってアプローチの外構を製作致しました。
お施主様こだわりの赤煉瓦の仕上げですが、
建物の外観の色とあっていてなんだか良い感じです。
これから植栽が加わって、さらに良い雰囲気になっていきます。
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ちょっとした刻みの作業です。

2014年7月9日
カテゴリー:
日記

一寸した差し掛けの屋根の加工を製作中の作業場を覗いてみました。
今回はヒノキの材を多く使っていますが、栓や楔は手持ちのケヤキの盤を加工して製作しています。

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頑張れコミセン君

2014年7月1日
カテゴリー:
日記
新築事例

木造の建物では、柱と梁が取り付くところを接合部と呼びますが、
柱には、ほぞと呼ばれる凸の形状の加工、土台や梁にはそのほぞを
受けるほぞ穴という凹の形状の加工が施されます。
一般的な木造軸組の建物では、ほぞの長さは短く、(短ほぞと言います。)
柱の横にはかすがいや金物を取り付け、地震の時など建物が変形した場合の
土台や梁から柱を引き抜こうとする力に耐える工夫を行います。
柱の位置、またその柱に取り付く壁の耐力(地震に耐える力ですね。)
の大きさにより、使用する金物を変えて対処していくのが一般的なのですが、
木の建物であれば、接合部もそれに合ったものとしたいもの。
この建物では、金物は補助的に使用し、柱、梁の接合部を
すべて長ほぞ差し込栓(コミセン)打ちとしています。
ほぞの長さが一般のものより長く、ほぞの向きと直交して
込栓という木の栓をうち、引き抜く力に対処する仕組みです。
梁の横に小さく出っ張っているのが込栓。
地震の時に柱を引き抜く力にこの栓が耐えてくれます。
個人の趣味はあると思いますが、
意匠的にもこれがポコポコ出ているのがユニークで好きです。
いざというときに力を発揮してくれる、小さな力持ちのコミセン君です。

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キレイな建具です。

2014年6月27日
カテゴリー:
日記
新築事例

木製の建具をつくる場合、初めにデザインありきでは無く、
そのとき手に入る材をうまく上手く使い製作すると、
良いものができる時があります。

この建具もその一例。建具屋さんと鏡板の材を探していたときに
浮造りの板を見つけて、探していたのとは違う感じの板だった
ものだから、最初は
「なんだ、浮造りになっちゃってるじゃん・・・。」
「これは使えないな・・・・。」
なんて感じだったのですが、
框の感じと合わせると、建具が表情豊かになるようで、
「これは良いんじゃ無いの???」
「今回は鏡板を浮造りにしてみようか?」
という話になり、それを生かそうと、
扉のデザインを考えて製作したものになります。
好き、嫌いは分かれるかもしれませんが、
鏡板の浮造りの目が光にあったって陰影を出し、
柾目の框とあわせて、何とも表情のある建具になったと思います。
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木の外壁のお披露目

2014年6月18日
カテゴリー:
日記
新築事例

下田町のka邸ですが、仕上げの工事が終わり、足場とシートを外しました。
キレイな杉板の外壁に行き交う人も「わあっ」とか声をあげたり、興味津々だったり。
色々苦心して施工しただけに、いつもこの瞬間は感慨深いものです。
今回、若い大工が初めての棟梁としての仕事を頑張りました。
まだ少し仕事が残っていますが、終わったら労をねぎらってあげたいと思います。
もうすこしで完成です。ラストスパート!!
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がらんどうです。

カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

弊社でのリフォームでは比較的多いのですが、
建物の内外壁を撤去し、がらんどうにしてのリフォームの現場が始まりました。
もちろん、構造躯体に耐震補強を施しての改修工事になります。
がらんどうにした内部はこんな感じ。ここからまた新しい家に生まれ変わります。
いくつかの例は、このブログやホームページでも紹介しておりますが、
昭和40年代から50年代初めの建物をこのような形で改修し、
住み繋いでいく試みを行うことが最近増えてきております。
ただ、一口にリフォームと言っても、安易に厚化粧のような
その場しのぎの改修を繰り返していくものも多く、住み繋ぐと
いうことで言えば、先の何年かの延命処置だけでしかないものも多く見られます。
確かにコストは安いのかもしれませんが、
後々での出費が多いのが、その場しのぎの特徴ではないでしょうか。
弊社なりのリフォームのやり方をこの現場を通して紹介していければと思います。
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だんだんできてきました。

2014年5月20日
カテゴリー:
日記
新築事例

ただいま施工中の下田町のka邸ですが、内部の仕上げに工事が進んできました。
天井や床板を施工し、だんだんと雰囲気のある空間になってきています。
やはり楽しんで自分の家を建てたいと思っている方のほとんどがそうだと思いますが、
時間があれば、自分の家の現場に赴き、作業工程で自分で出来るものは
思い出として自分たちの手を使った足跡を残したいもの。
今回の建物も外壁の板の塗装はお施主さんと色を決め、
調色して、お施主さん自ら塗りました。その他内部も結構
こだわり、これからこの家だけの仕上げが随所に出てきます。
お施主さんのための住まい作りです。
でもこれってなかなか出来ないんですよね。ましてや、
工業製品を多用した今の住宅の作り方だと、まず無理かも。

私たちはそんな建てる楽しみを一緒に考えて家を建てています。
なのでこれはそのかたにもよりますが、弊社の現場では、
ほぼ毎日お見えになるお施主さんもいらっしゃいます。
今日も現場でお施主さんと、色々とあれこれ打ち合わせ。
良い住まい作りのお手伝いができると、だんだん笑顔が広がります。
作業中なこともあって、まだ少々雑多な現場ですが、もう少しで完成ですね。
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作業場で子育て中です。

カテゴリー:
日記
巣箱

以前ワークショップで巣箱をつくろうというイベントを行ったこともありましたが、
弊社の作業場にかけた巣箱ではただいまシジュウカラが子育てに励んでいます。
もう何世代かにわたってご愛用いただいております、木の住まいです。
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横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
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