先日作成いたしました、土の置場に土壁用の土を搬入いたしました。
今回使用するのは多治見から取り寄せました土と、三重県から運んできた
低農薬の稲わらです。現場で手や足を使い撹拌してしばらく寝かして熟成を待ちます。
現場にて撮影した、私と左官屋さんの写真です。
今回の建物のテーマは、癒しを感じられる、つながりのある住まいです。
シェアハウスとして計画していますが、都市部の住宅地でありながら、
どんなに疲れて帰ってきても癒される、木と土壁の空間を提供し、
他の住人や、近隣の住人、人と人とのつながりを感じられる、
ヒューマンスケールの暮らしを実践できる家にしたいと思っています。
今回は仕事でもつながりを考えて、弊社と、大工の北山さん、左官の小山さん他
木の家づくりを発信している仲間とのコラボレートという形で仕事を進めています。
木の家づくりの仕事は、かなり絶滅危惧種のようになってしまいましたが、
画一的な大量生産の製品と違い、今でも地方性が色濃く残っている部分があります。
都市部ではなかなかできない仕事も、郊外や地方では当たり前だったり、
都市部には都市部の、郊外には郊外の仕事のやり方があるように思います。
コラボレートすることで、職人がお互いに学ぶことも多いだろうし、
また、そこから新たな取り組みの発信もここから行えるのではないかと思っています。
この現場の件は、取り組みや考え方を含め、これから色々と紹介できればと思います。
土を搬入しました。
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夏休みワークショップ開催いたします。
夏休みワークショップ「竹スタンドをつくろう」を開催いたします。
詳細は以下の通りです。参加希望の方はお気軽にお問い合わせください。
日時 2012年8月18日(土)
午前9時から午後12時まで
場所 横浜市港北区日吉1-10-13 株式会社星野土建 中庭にて
参加費用500円(飲み物付き)
※材料、会場の関係上、参加人数を先着8組程度の予約制とさせていただきます。
参加希望の方はお早めにお問い合わせください。
当日お手持ちのノコギリ等ある方は道具をご持参ください。
問い合わせ先 TEL045-563-2121
または当ホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。
土の置場作りをしていよいよ現場が始まります。
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S邸スタートです。
梅雨の合間に地鎮祭を行い、いよいよ工事がスタートです。
今回の住宅は在来工法の建物なので、あらわしの木組みの建物とは違った感じになると思いますが、
完成までの工程のなかで、いくつか写真をアップしていければと思います。
梅雨の合間
増築工事中です。
耐震改修(横浜 白幡の家)
その建具枠修理できますか?
写真は今リフォーム中の現場に使用するラワン材の枠です。
耐震改修やリフォームを行うと、枠材にラワンを使用した建物を多く見かけます。
築30~50年のお宅だと、枠がラワンでべニアのフラッシュ戸なんて
仕様のお宅も多いのではないでしょうか。
「うちもなんか今風にきれいにリフォームしたいわ~」なんて考えて、
戸を含めてリフォームを考える方も多いと思います。
そんな時に、ほとんどの業者は枠まではずして、造作部材として
売られている部材を利用して、開口部のリフォームを行うと思います。
コストも安いし今は主流になってきていますが、弊社では使いません。
見た目の安さは良いですが、金物や部品等、流通しているもので対応できない場合
が多く、その後の修理で、普通の金物であれば何千円かで済むと思うのですが、
造作部材の金物はその倍以上の金額がかかることは多く、また、その性質上、削ったり
埋め木したり、塗装したりはできませんので、修理は不可能で交換になると思います。
はじめ金額がかかるものでも先のことを考えると、安い場合は多くあります。
この辺が、新築やリフォームの時のキモですね。
考え方にもよるのかもしれませんが。