先週末にアップする予定でしたが、忙しくてできませんでした。
地元の大学の銀杏並木です。見事な黄金色!!
駅の改札を出るとすぐに見える並木道なので、地元の有名な初冬の風景になっています。我が家は子供が生まれてから、毎年散歩に出かけて、この下で子供が落ち葉拾いをしています。
子供には綺麗なイチョウの葉が宝物のようで、大きな葉っぱの形のいいのを競い合って探しています。でもこの景色って一週間ぐらいしか続かないんですよね。四季の移り変わりのすばらしい時間です。
このところ寒い日が続いてきました。今年もあともう少しですね。
日吉の銀杏の黄金色
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美しい木造(別所温泉にて)
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横浜で解体現場にて思う
只今、新築に向けて一棟の建物を解体しています。
築年数は40年弱。解体してみると、内部には新建材が多く、柱も梁も細いので、使える材なんてほとんど無くて、全てが産業廃棄物でした。唯一屋根の瓦だけは外構に再利用するために少量ストックしておきましたが。。。。。
解体するたびにいつも思います。築50年から30年で今建っている建物で再利用が可能な材が取れる建物なんて本当に少ないのです。
「ゴミの問題」・・・・出来ればやりたくないけど、スクラップアンドビルドの現場に自分が立ってみて、初めてこの問題の大きさが分かる気がします。
最近の統計を見ると、現在、日本では年間1億トンもの建設系の産業廃棄物が排出されています。膨大な量ですね。
このゴミが減らせなければ、いずれ僕らはゴミに囲まれて生活しなくてはなりません。
最近は「エコ」という名の下に、様々な商品が販売されていますが、使う上では「エコ」ですが捨てる時にはただのゴミです。リサイクルに廻せると言う意見もあると思いますが、リサイクルするにもエネルギーが必要ですよね。経済的な理由でリサイクルが進まず、リサイクルできる素材なのにゴミになってしまうということもあるそうだし・・・
もう少し踏み込んで、ゴミを減らした循環型の生活にもっと目を向けなくてはならない気がします。皆さんはどう考えますか?
横浜の黒壁の家が完成しました
かえる君
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週末に子連れで軽井沢に出かけ、川沿いの散策路を歩いて、咲き始めた花や川を泳ぐカルガモの親子を眺めていたときのこと。
「葉っぱの上に何かいる!!」
かえるだ・・・しかも多分モリアオガエル。
生き物好きなうちの家族は大はしゃぎ!!
小さいですが、写真のどこにいるか分かりますか?
5月の連休に新潟の南魚沼に出かけた時、松之山のキョロロの森のフィールドツアーに参加して、動植物の観察を行った時に学芸員さんに教えていただいたのですが、目の後ろにベージュがかった模様があるのが普通のアマガエル、モリアオガエルにはそれが無いらしいです。
こいつはその模様が無いので多分モリアオガエルかと。。。。
ちなみに松之山ではシュレーゲルアオガエルとかいろんな種類のカエルがいて、いまだにうちの子供はアオガエルを見るとシュレーゲルガエルじゃない?と聞いてきます。
カエル等の生き物が多くいるのは豊かな土地の証拠と思いますが、市街地ど真ん中の私の住まいの近辺では子供の頃よく遊んでもらったヒキガエルさえ最近はあまり見かけないです。ちょっと寂しいですね。
梅雨も明けて・・・
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いらない統計
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「新設住宅着工戸数」の統計って本当に必要なんですか?というのが最近の私のちょっとした疑問。
そもそも、家がいっぱい建ったから景気が良く、少ないと景気が悪い、景況感や経済の動向の判断材料に使われているのですが、この統計の数値が良くなっていくということは、どんどん家が建たなければならないわけで・・・・・はっきり言って、少子高齢化が進み、またこれだけストックのある中で、スクラップアンドビルドが繰り返されない限りこの統計って良くはならない値ですよね。
それとも私の勘違いでしょうか。
木の家の今の現状を考えていくつかの団体が声を上げて伝統構法や木組みの家の取り組みを叫んでいる中で、色々と感じることも多いですが、この統計のお陰で家というものが、経済の指標になり、商品化されてしまっているところにも日本の家の問題があると思います。
直せる家をきちんと建てて、未来につなげなくてはならないのに。
なんだか、この統計を出しながら、その隣で少子化問題や200年住宅を話し合っているのはちょっと滑稽な気がしてしまいます。
着工数の数値を上げられる経済性のある200年住宅って何よ?
って思ってしまいます。
特に日本はそろそろ経済と住宅は切り離さねばならない時期にあるのではないかと思います。少々無理が生じていますよね。
いったい何時まで自転車操業とスクラップアンドビルドで未来につけを廻して行くつもりなんでしょうか?
外壁の板張り。
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現在建築中と以前書いた家の外壁の板を只今張っております。
よく質問を受けるのが、準防火地域の規制のかかった市街地の住宅の外壁に木は使えるか?ということです。
準防火地域内なので、外壁に木材は使用できないと考えられがちですが、今は国土交通省の告示にも外壁や軒裏に木部を現しで使うための仕様が明記されています。そして、告示にもあるとおり、壁から出ている(いわゆる真壁部分)と見られる柱、梁については、表しで外壁を作ることができます。
勿論、いわゆる延焼線の規制に引っかかっていない箇所はこの限りではないですが。。。。。。
輸入材では防火性能の認可の取れた木製外壁板も今はあります。
認可の取れていない木製の板でも、工法上は、張る木材の下に防火層になるものがあれば防火上はOKなのですが、通常と同じ壁の納め方で張る板の性能のみで準防火地域の防火性能を満たせる壁となると、国産の材料ではあまり無いようです。どこかでいい材料が出てこないでしょうか・・・・。
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フォレストボード
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当社では屋根、床下の断熱材にフォレストボードを使用しています。
(羊毛断熱材ウールブレスを壁に使っています。)
フォレストボードは杉の樹皮を使用した体に優しい断熱材です。
木の家として作っているのにボードかよ!!と突っ込まれそうですが、ボードは名前だけですね。。。
僕はフォレストボードは森林資源の活用その他を考え、日本の材料の有効化を考えている点で、大いに有りだと思っています。
今も実際使用して建てていますが、フォレストボードは断熱性能も、天然素材ゆえの効果も申し分ない品物です。また、断熱材としてだけでなく色々な可能性を秘めた材料と思います。
屋根は、このフォレストボードと、野地板に36mmの杉材を使用して通気をとるかたちで施工しますが、その下の空間は夏はとても涼しいです。
只今建築中
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