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水を止める

2015年7月31日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

コンクリートのスラブからの漏水の補修事例です。
リフォーム、改修といってもこうした細かな補修も
行っておりますという事例としてご紹介致します。
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玄関通路の下部が物置になっている、築60年近い鉄筋コンクリート造住宅
なのですが、物置の天井から水が漏ってきているとの話でした。
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早速上部に水を張り、状況を確かめます。
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ちょっと分かり辛い写真ですが、見えますでしょうか?
丸印で囲んだところ、水が漏っている箇所なのですが、
まるで鍾乳洞の鍾乳石のように石灰が染み出てつらら状になっています。
先端に水があるのが見えますか?水を張ってから2時間後にようやく
水が染み出てきました。ジワジワと流れてくる水路があるようです。

このような事例の場合、大掛かりに改修を行うのであれば、
一度タイルなどの仕上げをすべてはがして、防水をやり替える等の措置か、
あるいは、現状の上部から新たに防水をし直すということを考えますが、
今回は、天井以外にも袖壁部分他にも漏水箇所があり、
また、それほど長くない間の当面の応急ということで、
止水剤注入を行って水を止めることで対処致しました。
多少漏水の認められたドレイン箇所も注入を行います。
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注入の問題点は、漏水箇所の水を止めた場合に、またどこか別の水路
から漏水が発生してしまわないかということ。
今回は半屋外的用途の部屋ということで、このまま暫く経過観察を行い、
止水状況の様子を見ることに致しました。

外壁の杉板を思い出に。

2015年7月27日
カテゴリー:
日記
軽井沢の山荘

最近弊社で建てている木の家は、ほとんどが杉板貼りです。
そしてそのほとんどをお施主様がご家族で塗っています。
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今回、軽井沢の山荘の外壁もご家族のみなさんで柿渋塗料を塗っています。
今の住宅の建て方でなかなか手作りの部分を残していくのは
難しいですが、こうして杉板の外壁を自分たちで塗って
家を建てたことは、ずっと忘れられない思い出になると思います。
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塗ってみたら意外と簡単だった!?こと。
簡単だ!!と思ってやってみていたら以外と大変だったこと。
塗った人それぞれに作業した時の感じ方は違うと思うのですが
出来上がった外壁を見て、きっといつか作業をした時の
良い思い出が浮かんでくるはずです。
何よりも、自分たちで作った物なので愛着も湧くと思います。

最近、愛着ある物を長く使うという「エコ」を推奨している
我が社としては、お施主様皆さんにお勧めしているのですが、
ご興味ある方は是非一緒にそんな住まいづくりをしてみませんか?
新築でもリフォームでも、きっとすばらしい体験になると思います。

枠入れも順調に。

カテゴリー:
日記

猛暑の中ですが、川崎のコンクリート住宅の現場も
一階部分の配筋と型枠の作業を順調に進めています。
青空の下と書くと気持ち良さそうですが・・・。
本当に暑い!!
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でも、来月初めのコンクリート打ち込みに向けて
作業は続きます。頑張って作業を進めてくれている
現場の皆さんに感謝です。

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鉄筋の確認は既に終えていましたので、躯体型枠の確認と、
打ち継ぎ箇所のゲルフィットロープ(止水剤)
の確認を現場で行いました。

軽井沢も暑かった。

2015年7月16日

台風が接近中ですが、台風の接近前に軽井沢の現場まで
出かけました。このところ多い雨の日に影響されながらも
上棟から一ヶ月を経て、結構出来上がってきました。
しかし、各地で猛烈な厚さを記録した今週頭は、
避暑地で有名な軽井沢でも日中は暑かった!!
汗だくになりながら、打ち合わせと断熱材の施工を行いました。
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今回のこの山荘はコストを抑えつつ、山荘ということで実現しませんでしたが、
現在行われている省エネポイント発行の要件を満たせる仕様で
計画を行ったため、断熱、開口部ともにそれに従った仕様としています。
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また、床下は湿気対策及び凍上対策と配管等点検のため
高基礎となっていて、通常ある床束を設けずに
床梁を渡した上に杉厚板を貼って床組としています。
ちょうど通常の建物の2階から上を切って基礎にのせた
ような形状のため、床下には人が屈んで歩いてまわれる空間が
ずっと続いている設計になっています。
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以前長期優良住宅の設計時に、寒冷地の建物を参考に
暖めていたやり方なのですが、まさか寒冷地で実現するとは・・・・。
考えておくと何かのときに別のことに繋がるのもこの仕事の面白いところ。
見た目の奇抜さや、美しさを競うのもデザインですが、
維持管理その他使い勝手を考えてこうした対策を行い、頭をひねるのもまたデザイン。
たいしたことではないかもしれませんが、こうした小さなことの
積み重ねを大事にして建物を建てていきたいと思います。

 

7月20日に夏休みワークショップを開催します。

2015年6月25日
カテゴリー:
日記
イベント

星野土建ワークショップ呼びかけ巣箱 :キャンドル

来る2015年7月20日(月曜祝日)に
夏休みワークショップと題し、
鳥の巣箱製作と手作りキャンドル製作
を弊社中庭にて開催致します。(雨天決行)
 巣箱は、シジュウカラ用の巣箱の作成を行います。
今から準備すれば、来年の春に、子育てをする野鳥の姿をお子様と
見ることができるかもしれません。
 キャンドルは円筒形のツートンカラーのキャンドルを製作します。

第1部 9時30分〜12時
〜野鳥の巣箱を作ろう
第2部 13時〜16時
〜手作りキャンドル製作〜
どちらの回も人数限定で先着8名様の予約制とさせていただきます。

参加申し込み及び詳細のお問い合わせは
ホームページのお問い合わせメール
または電話045‐563‐2121(担当 星野将史)
までお願い致します。
ちょっと早めの夏休みイベントですが、
皆様のご参加をお持ちしております。

木の家と畑

2015年5月26日
カテゴリー:
日記

もうすぐ建てて一年になるお施主様のお宅に伺いました。
庭には立派な畑が出来ていました。
やはり木の家には畑が似合う??
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地元の緑道のボランティアも始められたそうで、チョウを呼ぶための人参の苗がたくさんプランターに植えられていました。
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やはり木の家には緑が似合いますね。

古材を使います。

2015年5月20日

先日このブログでも紹介しました古材の梁ですが、
ただいま建築中の山荘の材料として使用することにした
一部の材をただいま加工中です。
さてさてどんな仕上がりになるでしょうか。
上棟のときが楽しみです。
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材料が搬入されました。

2015年3月26日

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作業場に埼玉から材が搬入されました。
軽井沢に建てる平屋建ての別荘用の材です。
うちがいつも材をあらわして使用していることを知っている
製材所なので、配慮してくださったのか、良い材が納入されました。
これはそうした関係を築いていないと難しいことなのかもしれませんが、
材を頑張って入れてくれると、刻んで建てるこちらも
なんだか「よし、やったるぞ〜」と張り切ってしまうんですね。
気持ちを込めて山から送られて来た材、これからお施主様に
その気持ちをどう繋げていくのか、
これからまた一軒の住まい造りが始まります。

天井をキレイに

2015年3月18日
カテゴリー:
日記
リフォーム・改修

ただいま改修中の古民家の天井板です。
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幅6寸、赤身のキレイな杉の厚板です。
現状、幅8寸の厚板が貼ってある部屋なので、
本当は幅7寸程度以上のものが欲しかったのですが、
色々と調べるも、なかなか良いものが無く、
検討の結果この材になりました。
ですが結構キレイな板で、
施工してみるとこんな感じです。
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こうした材を使用するときには、来た材を
ただ貼れば良いというだけでなく、
一度材を見て、板をどう貼るかを検討する
作業を行います。
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この一手間をケチってしまうとあとで痛い目にあうことも・・・。
無垢の材とは付き合い方が必要ですね。
最近はブームなのか、意外とそれを考えないで
安易な考えで無垢材を使っている業者も
多いようなので、注意が必要と思います。

ペレットストーブ

2015年2月13日
カテゴリー:
日記

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只今計画中の建物に導入を検討中のペレットストーブを見学に出かけました。
弊社でも郊外の建物の場合、薪ストーブを採用する事例はございますが、
都市部だと煙の問題があり、あまり火を見て暮らすことも出来ない場合が多いです。
それで、ペレットストーブがあるじゃないか!!ということになるのですが、
これはこれで良いですよね。暖かみがあります。
薪ストーブと違い、燃料が決まってしまうのと、
電気を併用しなくてはならない点をネックと考える方が多いようですが、
燃料となるペレットですが、知り合いの製材所でも何カ所かはペレットの
製作まで行うようになってきています。
ストーブ自体も、森林資源の活用という点からか、
場所によっては助成金まで設けて普及に力が入れられているようですね。
今をさかのぼること20年前、高校時代までは五右衛門風呂を
湧かしていた私にとっては、やはり燃える火の暖かみには
何とも言えない魅力がありますね。
個人的には、良いなあ、これ!!と思います。

横浜・日吉で90余年 家族の「くらし」を共に考え、最高の住空間を作ることが わたし達の使命です

一級建築士事務所
株式会社 星野土建
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